はじめに
エンジンオイル交換時にジムニーの下にもぐり、メカメカしさを眺めて悦に浸っていたところ、プロペラシャフトにオイルが垂れているのを発見!!
クラッチ油圧シリンダーとホースのつなぎ目からのクラッチフルード漏れです。
今回はメーカー保証で、クラッチ油圧シリンダーとホースの無償交換となりました。
ジムニーJB64,JB74は、クラッチが油圧式で、フルードはブレーキと共用してます。そのため、クラッチフルード漏れは、最悪ブレーキに影響がでます。
早く見つけてよかった!!
皆さんも、ブレーキリザーバータンクの液量が減っている、と気づいたら、ブレーキだけでなく、クラッチも点検しましょう。
どんな症状?
クラッチ操作時に変な感触がありました。
クラッチを踏んだり離したりした際に「グググ!?!」、という感触。
関係あるかは分かりませんが。
どのぐらい前から漏れていたのか分かりませんが、ブレーキリザーバータンクの液量は、確実に減ってました。
プロペラシャフトのフロントデフとの接続部
オイルのような物がたれています。
ここ2週間ほど、2WD走行中しかしていなかったので、ここまでたまった状態になっていたと思われます。
4WD走行時は回転して、遠心力で周囲へとんでいくので。
ロペラシャフト上方に、クラッチ油圧シリンダーがありますが、オイルでテカテカです。ここから落ちてきていますね。
プロペラシャフトの黒塗装がはげています。
ブレーキフルードは、塗装を侵しますので、その影響だと思います。
クラッチ油圧シリンダー拡大
滴ってます。
角度を変えて
ベトベトです
ブレーキリザーバータンクのブレークフルードも、減っています。
半年ほど前は、MAXラインぴったりだったのを覚えてます。(写真とっておけばよかった)
ボンネットを開けて、クラッチパイプ(ホース)接続部を見てみます。
奥の方にあり、目視ではよく見えません。
写真をとって拡大すると、
フルードが滲んでいるのが分かります。
ここから漏れていました。
見ると、不安な構造をしています。
クラッチパイプ(ホース)を押し付けて、クリップで抜け止めしている構造。
この上は車体側配管で、エンジン・ミッションは振動するので、ここに振動による力がかかります。(常にクラッチパイプ(ホース)をぐねぐねしている状態)
中のパッキン(Oリング?かどうか分かりませんが)が振動で常にもみもみされてしまうので、すぐ劣化しそうですね。
修理
下記2部品の同時交換となります。
- クラッチシリンダー(対策品):品番 23820-77R01
(参考)対策前品番 23820-77R00 - クラッチパイプ(ホース) 品番:23830-77R01
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