はじめに
ジムニーJB64/JB74の、ラゲージルームに用意されているユーティリティナットは、片側6か所。手すりの取付穴が利用できて、そこが片側2か所。でも荷室床面に近いところがありません。
そこで、DIYで追加しました。
写真のように、ジムニーJB64/JB74のラゲージルームに用意されている、ユーティリティナットは、片側6か所。(左右で12か所)
また、手すりの取付穴が片側2か所(左右で4か所)あり、ここを使って、いろいろなアレンジができます。
これらを使って、自転車搭載用に、G-Funでフレームを組んだものの、どう頑張っても、下のほうはぐらぐら。
ちょっと高価な角度調整できるコネクタを8個も使ったのに、あまり効果なし。
この面に固定がほしい...
トリムを外してみる
トリムを外したところ、この穴が使えそうです。
穴のサイズと深さを測ったところ、
穴径 Φ8
深さ 18.5mm
これは使えます。
ナットの取付け
そこでこのようなナットを用意しました。
23mm x 17mmの四角い板の真ん中に、M6のタップが切ってあるナットです。
購入したナットを上に置いてみました。
大きさはピッタリです。
これをパネルの裏に貼り付けます。
固定は両面テープを使いました。
使ったのは、ニトムズ T3830
NITTO No.5000NSの少量版です。
貼り付けの方法は・・・
写真のようにします。
貼りついたら、長いボルトを外し、代わりに短めのボルト+ワッシャーで締付けて、両面テープが確実に貼りつくまでしばらく放置します。
3か所すべてにナットを貼り終えました。
トリムの穴あけ
次にトリムに穴をあけます。
大体、写真の赤丸のところ。
ちょうど、クッション材の貼ってある位置ぐらいです。
都合の良いことに、ここに四角く目印があります。
いろんな方法を駆使して、位置を割り出しました。
四角マークの、車両内側から2mmほどの位置、前後方向は真ん中。
後述のツバ付きカラーを使うため、それに合わせた、Φ10.2mmの大きさで穴をあけます。
3か所とも開けます。
もともとついていたクッション材をずらす必要があるので、追加で貼りました。ホームセンターで販売していたもので、品番等はわかりません。クッション材は厚さ3mmです。
完成
トリムを元に戻して完成です。
位置はばっちりです。
何かを固定するときは、カラーが必要
何かを固定するときは、ツバ付きカラーを使います。カラーがないと、間に樹脂であるトリムとクッションを挟むことになり、トリムが大きくへこむことになります。
カラーは、キタコ(KITACO) ツバ付きカラー スチール 22X8X4.5Lを使用しました。
約5mmのところに、ツバ付きカラーは4.5mm(カラーサイズ22X8X4.5L)でちょっと足りないように思いますが、0.5mmたわむ程度は見た目には、まったくわかりません。むしろ、これぐらいがちょうどよいです。
例です。
・SFunアングルブラケットS
(SSF-0100)
・GFunコネクタピースサイドL
(SGF-0113)
・G-Fun フレーム(Nシリーズ[28mm])
・M6キャップボルト(18mm)
・ツバ付きカラー(22X8X4.5L)
を使用しています。
右側は...
車両右側については、2か所しかありません。
同じように、ナットを貼り付けます。
同じように穴あけして完了です。
まとめ
ここを使うとかなりがっちりとしたフレームを組むことができます。(別の記事として投稿します)
非常に簡単ですので、お試しを。
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