はじめに
MacからWindowsリモートデスクトップに接続してみました。
Windows11Proを搭載したWindowsPCがあれば、Macにエミュレータをインストールしなくとも、Windowsが使えます。
エミュレータは、結構な量のメモリとストレージを消費するので、筆者のMacbook Airのように、メモリ8GB、ストレージ256GBと最小構成のMacでWindowsを使うのには、適した方法かと思います。(外出先では使えませんが)
ホスト機となるWindowsPCの準備
ホストとなるWindowsPCの設定方法は、こちらの記事を参照ください。
Macにリモートデスクトップクライアントソフトのインストール
クライアントソフトは、App Storeからインストールできます。
「Windows App」という名称です。
起動〜設定〜接続
クライアントソフトの起動
「Windows App」のアイコンをクリックして、起動します。
初回起動設定
初めての起動時に、使用状況とパフォーマンスに関する情報を提供の協力をするか聞いてきます。
協力しても良い場合は「Yes」、協力しない場合は「Not Now」をクリックします。
Windows Appで、マイクとカメラが使えるように設定します。
「Continue」をクリック
MacOSからのメッセージです。
Windows Appでカメラを使う場合は「許可」を、使わない場合は「許可しない」をクリックします。
あとで、MacOSの「設定」ー「プライバシーとセキュリティ」の「カメラ」で、ON /OFFできます。
Windows Appでマイクを使う場合は「許可」を、使わない場合は「許可しない」をクリックします。
あとで、MacOSの「設定」ー「プライバシーとセキュリティ」の「マイク」で、ON /OFFできます。
Welcome画面が表示されます。
次回の起動からは表示されません。
接続先設定
接続先を追加します。
ウィンドウの右上にある「+」をクリックして、
表示されるリストから
「Add PC」
を選択します。
表示されたウィンドウの
- 「PC name」欄には、リモートデスクトップのホスト機のIPアドレスを入力します。
- 「Credentials」には、接続するユーザー名とパスワードを設定します。設定しない場合は、接続のたびにユーザー名とパスワードを聞かれます。
- 「Username」に、接続するユーザー名
- 『Pasword」にパスワード
- 「Friendly name」には、識別のための名称(なんでもよい)
を入力して「Add」をクリックします。
「Credentials」欄に、先ほど「Friendly name」に入力した名称が入ります。
「Add」をクリックして設定完了です。
リモートデスクトップ接続
設定した結果は、メインウィンドウの「Devices」に表示されます。
これをダブルクリックすると、接続開始します。
接続中
最初に接続したときに表示されます。「証明書」が確認できないといった内容ですが、このま「Continue」をクリックします。
「証明書」がクライアント側(今回はMacBook Air)につくられるので、次回からは表示されなくなります。
リモートデスクトップ接続完了
以上で、リモートデスクトップ接続完了です。
画面サイズ(解像度)は任意に設定できます。
ちなみに、ホスト側PCで直接ログインすると、強制的に接続が解除されます。
まとめ
実はこのままでは、キーボードが英語配列になってしまったり、キーボードの「かな」「英数」キーが使用できず、使い勝手は悪かったりします。
この辺りは、おいおい紹介したいと思います。
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