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Intel N100搭載 8インチUMPCで NVMe(PCIe) SSDは使えるのか

アイキャッチ UMPC8 NVMe SSD UMPC
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はじめに

入手したIntel N100搭載 8インチUMPCですが、内蔵しているSSDはSATA接続のものでした。
より性能アップのため、NVMe(PCIe)SSDがつかえるのかを調査しました。

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分解

まずは、PC本体を分解します。

8inchUMPC 封印シール

裏蓋を固定するネジの1箇所に、封印シールが貼ってありますので、これを剥がします。

NOTE

封印シールを剥がすと、保証が切れる可能性があります。
分解ともども、自己責任でお願いします。

8inchUMPC 裏蓋の固定は6箇所

裏蓋は、ネジ6箇所で固定されています。
画像の赤丸部分です。

8inchUMPC ネジをすべてとりはずしたところ

ネジ6箇所を外したところ。

8inchUMPC ネジ

ネジには、ネジロック材が塗布されています。
それほど強力なものではないので、簡単に外せます。

8inchUMPC 裏蓋の内側

外した裏蓋の内側です。
ヒートパイプの部分を薄くするなど、本体を薄くしようとする努力が見えます。

8inchUMPC 内部 SSD位置

SSDは、画像の赤枠で囲った部分にあります。2242サイズSSDです。表面に樹脂シートが貼り付けてあります。

ちなみに、バッテリは変わった形状をしていますが、型番:WYC7058128 で探すと、交換用部品としても販売されているようです。

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SSD

NOTE

この8インチUMPCのSSDのソケットは、デスクトップPCのものと扱い方が異なります。
デスクトップPC用は、SSD固定ネジを外すと、SSDがソケット部を支点に斜めに跳ね上がりますが、このソケットはそうなりません。
このソケットの場合、取り外す時は水平に抜きます。斜めにして、ソケットやSSDを壊さないようにしましょう。

8inchUMPC 純正採用SSD(の裏側)

SSDを取り外しました。この写真はSSD裏側です。
SSD表面の樹脂シートを剥がそうとすると、ラベルも一緒に剥がれそうでしたので、やめました。

SSD自体は、樹脂シートは剥がさずに取り外し可能です。

8inchUMPC に2230サイズSSD

手持ちで2242サイズのNVMe M.2 SSDがなかったので、2230サイズのM.2 SSDで試してみます。

このSSDは、SABRENTのPCIe4.0 x4対応の2230サイズ、容量1TBのSSDです。

ソケットには水平に挿入します。

8inchUMPC 2230サイズSSD固定

2242サイズに対して、2230サイズのSSDは長さが12mm足りないので、マスキングテープを使って固定しました。
テストだけなので、これで十分です。

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果たしてつかえるのか

8inchUMPC BIOSでNVMe SSDを確認

BIOS上で確認してみました。
一般的なPC同様、起動時に「Del」キーを押すことでBIOSに入れます。

いろいろ探したところ、ここに「Sabrent 」の文字を発見。

INFO

BIOS画面は、このように横になります。タブレット用液晶を使っているようです。

8inchUMPC Windows11 NVMe SSDへインストール可能

Windows11のインストールメディア(USBメモリ)から起動して、インストールをしてみます。

「場所の選択」でもしっかりSSDが認識されています。

8inchUMPC NVMe SSD性能

CristalDiskInfoでみると、「対応転送モード」が「PCIe 3.0 x4 | PCIe 4.0 x4」と表示されています。
これは、UMPC本体側が、PCIe 3.0 x4 に対応しているということです。

CristalDiskMarkは、各1回しか測定してませんが、純正のSATA接続のM.2 SSDの性能を遥かに上回ります。

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つぎは

今回のテストで、このUMPCは PCIe3.0 x4 のSSDに対応していることがわかりました。
そこで、2242サイズのPCIe3.0 x 4に対応した、NVMe M.2 SSDを注文しました。

到着したら、WindowsとLinuxの両方をインストールし、デュアルブート(もしくはマルチブート)できるUMPCをつくる予定です。


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