はじめに
皆さんは、エンジンオイル交換をどのようなタイミングで実施していますか?
ジムニーJB64のオーナーズマニュアルでは、5,000km毎と記載されています。
自動車用品店などでは、3,000km毎を推奨していたりもします。
走行距離ではなく、新しい指標をおもいついたので、紹介します。
走行距離で交換は、正しくない?
極端な話、5,000kmを、平坦な舗装路だけをトランスファーは2Hでごく普通に走った場合と、5,000kmすべてが極悪路で全区間4Lで走った場合とで、エンジンオイルの劣化が同じとは思えませんよね。
また、同じ路面を走ったとしても、常に加速は全開、高回転でエンジンをまわして走った場合と、そうでない場合とでも、エンジンオイルの劣化が同じとは思えませんよね。
エンジンに負担がかかる運転している場合は、そうでない場合よりも、早めに交換したほうがいいですよね。
メーカーの推奨交換時期も、実はジムニーJB64のサービスマニュアルには、5,000km毎(シビアコンディションの場合2,500kmごと)となっているそうです。
だから、走行距離だけでオイル交換時期を判断するのは、正しくないと考えます。
ただ、どのぐらいエンジンを使ったか車から知る方法が、走行距離ぐらいしかないから、仕方なく走行距離を使っているのだと思います。
一定のガソリンの消費量ごとにオイル交換 という考え方
そこで、次のように考えました。
エンジンオイルの劣化は、エンジンをどれだけ使ったか(どれだけ仕事をしたか)による
↓
エンジンをどれだけ使ったか(どれだけ仕事をしたか)は、消費するガソリン量でわかる
↓
給油量合計が○○L毎に、エンジンオイルを交換する
給油量の記録をとる必要はありますが、距離で判断するよりは正確だと考えました。
こんな感じで
- メーカーの推奨交換時期○○km毎は、カタログ燃費で走った場合と定義
- その場合の 燃料消費量=推奨交換時期○○km÷カタログ燃費
- 2で求めた燃料消費量ごとに、オイル交換を実施する
ジムニーJB64の場合、3型ATのカタログ燃費はWLTCモードで14.3km/l
その車の推奨交換間隔が、5,000km毎
5,000km走行時の燃料消費量=5,000km÷14.3km/l=349.65l
したがって、燃料を約350l消費毎に、エンジンオイル交換をする。
ちなみに、燃費と距離に換算すると、
燃費 | 燃料350lで走れる走行距離 |
---|---|
14.3km/l | 5,000km |
10.0km/l | 3,500km |
8.0km/l | 2,800km |
過去では、カタログ燃費がJC08モードで表示されていた時代、実燃費は6割ぐらい、なんて話もありました。
そうすると、同じ考え方でメーカーは5,000km交換がカタログ燃費の場合とすれば→実燃費換算で3,000km。
著者所有のJB64 MT 1型で、過去のエンジンオイル交換間隔(いつも5,000km毎にエンジンオイル交換)を、燃料使用量でみると、335Lぐらい。早めに交換していたということになりますね。安心(自己満足)
一つの考え方として、いかがでしょうか。
コメント