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Geekworm KVM-A3 組み立て編

アイキャッチKVM-A3 その他PC
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はじめに

Raspberry Pi 4Bを使って作る、IP KVMリモートコントロールサーバー、Geekworm KVM-A3を入手しました。
「KVM」はKeyboard、Video、Mouseの頭文字をとったもので、これにPCを接続すると、ほかのPCのWEBブラウザーでPCを操作できるようになるというものです。

リモートデスクトップやVNCと異なるのは、操作したいPCのOSが起動していなくても操作できる点です。
BIOS操作もリモートで行えます。
今回は、組み立て編です。

キットはAmazonなどで入手できます。

このキット、説明書は簡易的なものしか同梱されておらず、詳細はWEBページを見るようになってます。
組み立てに関しては、動画での説明になっており、作業しては一時停止の繰り返しが面倒です。
油断すると、動画だけが先に進んでしまいます。

組み立てながら写真をとりましたので、参考にしてください。

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パッケージと内容物

piKVM-A3パッケージ

パッケージはダンボールです。

piKVM-A3開封

内容物は無理なく収まってます。

piKVM-A3 内容物

入っているもの全部です。
見えませんが、ケースの中にも部品が入ってます。

piKVM-A3 ケース1

ケースです。素材は鉄です。

piKVM-A3 ケース2

各ポートに印字があります。

piKVM-A3 ケース3

反対側のSDカードスロットは、使いにくそう。

piKVM-A3 説明書

取扱説明書は、他のシリーズと共通のものです。
簡易的なもので、詳細はWEBページを見るようになってます。

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別途必要なもの

Raspberry Pi 4B

Raspberry Pi 4Bが必要です。
手持ちのメモリ4GBのものを使用しました。

CR1220

CR1220のリチウムコイン電池も必要です。
100均で入手しました。

あとは、Raspberry Pi 4B用電源、HDMIケーブルが必要になります。

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組み立て

Raspberry Pi 4Bにヒートシンク取り付け

RaspberryPi用ヒートシンク

まずはRaspberry Pi 4Bにヒートシンクを取り付けます。

RaspberryPiにヒートシンク

ファンの風の流れを考えて、写真の向きにしました。(説明動画も同じ向きでした)

下準備

X630-A3 v1.6

X630-A3 の基板にスペーサー(長)をネジ止めします。

X630-A3 v1.6にスペーサー

ファンがある側にスペーサーを取り付けます。

HDMIの変換基板

つぎは、HDMIの変換基板のケーブルです。

HDMIの変換基板とケーブル

ケーブルが2本入っていますが、まずはFPCケーブルの方を使います。

FPCケーブル

FPCケーブルを、Raspberry Piのカメラ用コネクタに接続します。
導体の向きを間違えないようにしましょう。
(写真の向きになります)

PaspberryPi+FPCケーブル

ケーブルをRaspberry Piに接続したところ。
このあと、スペーサーを取り付けたX630-A3 メイン基板を上にのせます。

X630-A3メイン基板取り付け

Raspberryに X630基板をかぶせる

X630-A3 メイン基板のFPCケーブルを通す穴に、ケーブルを通しながらかぶせます。

横から

横から見た状態です。

GPIOピン結線

GPIOピンを結線します。
ピンが曲がってしまっている場合は、なおしながら差し込みましょう。

結線完了

隙間がなくなるまで差し込みます。

HDMI変換基板の取り付け

HDMI基板結線

FPCケーブルの反対側に、HDMI変換基板を結線します。

結線向き

この写真の向きで結線します。

HDMI変換基板ネジ止め

結線後、HDMI変換基板をネジ止めします。
ネジ止めは3箇所です。

ケーブルは、基板と基板の間に

ケーブルは、基板と基板の間にできるだけ収まるようにしました。

I2Cケーブル

I2Cケーブルを結線します。

カプラー向きに注意

カプラーには向きがあります。

電池

CR1220取り付け

ここで、電池BOXに電池を入れます。
電池の上には、あとでOLEDディスプレイがかぶります。

CR1220装着

端子を変形させないように注意して電池を入れます。

ディスプレイ

ケース入りのOLEDディスプレイ

OLEDディスプレイは、樹脂性のケースに入ってます。

OLEDディスプレイのほかに、ネジ2本

中には。OLEDディスプレイのほかに、ネジ2本が入ってます。
なくさないように。

OLED 4pin

電池付近の4Pinカプラーに差し込みます。
写真は斜めになってますが、まっすぐ差し込みましょう。

ネジ2本で固定

結線が終わったら、ネジ2本で固定します。

本体をケースへ

ケース分解 部品取り出し

あとはケースへ格納していきます。
まず、ケースを分解すると、中に部品がはいっているので取り出します。

スポンジとスペーサー、ネジとゴム足

スポンジとスペーサー、ネジとゴム足が入ってます。

スペーサーでRaspberryPiを固定

スペーサーを使って、RaspberryPiの基板をねじ止めします。

固定は4箇所

全部で4箇所固定します。

本体をケースに収める

次にケースに収めます。
基板や部品に傷をつけないように注意して入れましょう。

ポートがケースにあうように取り付け

HDMIやType-Cポートがケースに合うように取り付けます。

裏からねじ止め

裏からねじ止めします。

皿ネジで固定

固定には、皿ネジを使います。

ケースの蓋取り付け

ケース蓋、スポンジ

ケースの蓋側は、ディスプレイ穴の周りにスポンジを貼り付けます。

スポンジ貼り付け

スポンジが少し大きいのですが、気にせずに…

ディスプレイ保護フィルム

蓋を被せる前に、ディスプレイの保護フィルムを剥がします。

フィルムをはがしたあと

フィルムをはがしたあとの写真

蓋をかぶせる

ケースの蓋をかぶせます。

ネジ止め8箇所

ネジ止め箇所は、8箇所あります。
まずは上面の4箇所を締めて、そのあと、側面を締めるのが良いと思います。

足の貼り付け

底面に樹脂足

底面には、樹脂足を貼り付けます。

底面の窪みに足をはりつけ

底面に窪みがあるので、そこにあわせて貼り付けます。

今回使用しなかった部品

X630-A5

こちらは、PCの電源やリセットボタンをコントロールするためのもの。
ATX規格(micro-ATXやmini-ITXも可)のマザーボードで使えます。

著者はおもにminiPCでKVM-A3を使うため、こちらは使用しません。

あまったネジ類

あまったネジ類
予備だと思いますが、あると安心。

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完成

PCのHDMI,USBとKVM-A3を繋いで使用します。
KVM-A3の電源はRaspberry Pi 4B用がそのまま使えます。

OSをmicroSDにインストールして起動すると、特に設定しなくても使用できます。
ディスプレイには、稼働時間とKVM-A3の温度、IPアドレスが表示されます。

OSのインストール方法と、簡単な設定は、別の記事で紹介します。

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