気になっていた、Intel N100搭載の8インチディスプレイUMPCを手に入れましたので紹介します。
スペック
このUMPCは、フル機能のType-Cポートがついているのが特徴です。
各社 ブランド?(AOOSTAR, Crelander, GZBOX, KOOSMILE, SERYUBなど)から、ストレージ容量が違う程度のほぼ同じ仕様のUMPCが発売されていますが、今回入手したのは、KOOFORWAYの製品です。
ブランドにより価格もまちまちで、値引きやセールで価格が変動するので、頻繁にチェックするとよいでしょう。SSD512GBモデルであれば、5万円前後が相場です。
CPU | Intel N100 |
メモリ | 12GB LPDDR5 |
ストレージ | 512GB M.2 SSD |
WiFi | WiFi 6 |
Bluutooth | 5.2 |
カメラ | 2MPカメラ |
ディスプレイ | 8インチ 1280 x 800 タッチパネル |
USB | Type-C フル機能(外部ディスプレイ対応、PD充電) Type-A USB 3.0 |
その他インターフェース | HDMI x1 φ3.5 オーディオジャック 有線LANポート |
SSDがPCIeなのか、SATAなのか明記されてません。また、小型の筐体なので、CPUの放熱が心配。Intel N100の性能がどの程度出るのかも気になります。
紹介
開封から内容物の紹介まで
本体写真
本体はアルミ製です。質感は結構いいですが、大きさの割にずっしり重いです。(Amazon商品紹介では771g)
ネット上の情報では、ディスプレイが傾いているとか、グラグラするとかあり、心配してましたが、そんなことは全くありませんでした。
充電電圧が15Vというのは、著者ははじめてです。
詳細・性能チェック
詳細
搭載されるOSは、Windows11Proです。バージョンは23H2でした。
OEMバージョンなので安心です。
内蔵SSDは、すべてをCドライブに割り当てられています。
ディスプレイ解像度は、1280x800が最大。そのほかに、1280x768 、1280x720、1280x600が選択可能です。
画面サイズが8インチなので、1280x800で十分です。
ちなみに、Type-C端子は外部ディスプレイ出力に対応しています。
HWiNFO64で見た結果。メモリがデュアルチャンネルとなってますが、Intel N100はシングルチャンネルのはず・・・。
CristalDiskInfoでSSDをみてみました。
SSDは、SATA接続でした。
WiFiは、802.11ax(WiFi6)に対応しています。Amazonの商品説明では、「Wifi6」と、「802.11a/b/g/n/ac(WiFi5)」の両方の記載があったのですが、ちゃんとWiFi6でした。
性能(ベンチマーク)
簡単に性能を測ってみました。
CristalDiskMarkの結果ですが、SATA接続なので仕方のないところ。
いつかNVMe(PCIe)接続SSDへ換装できるのか、試してみたいものです。
CINEBENCH R23の結果。画像は比較グラフをならべてみれるように加工しています。
マルチで2802 ptsはこの筐体サイズで予想より良い結果が出たと思います。CPUはファン付きですが、ファン作動音もほとんど聞こえません。
ちなみに、比較グラフの上にあるCore i7-8665Uは、Let'sNote CF-QV8の結果、
すぐ下のIntelN100は、HiMeLE Quieter4Cです。
どちらも、本サイトで紹介している機種です。
シングルは738 pts。マルチの結果からすると、もう少し良い結果が出る気がするのですが、マルチ実行後でCPU温度があがった状態だったのが原因かもしれません。
まとめ これはいい買い物をしたかも
はっきり言って、かなり気に入りました。
この記事投稿時点で、5万円を切る価格で販売されてます。N100搭載とはいえ、小さくすぎて放熱がわるく性能がでないのでは、と心配していましたが、そんなことは全くありませんでした。
スマホやタブレットではなく、気軽に持ち運びできるUMPCが欲しいと思っているかたは、ぜひどうぞ。
ちょっと重いですが。
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