Android(アンドロイド)タブレットを、ノートPCの外付けディスプレイにしてみました。
それも、ワイヤレスでの接続です。タッチパネルでWindowsの操作もできます。
この組み合わせ、カフェとかでブログ記事書くには、最高かもしれません。
また、かなり古い機種ですが、iPad mini2もワイヤレスディスプレイにできました。iPhoneでもできます。
AndroidタブレットとノートPC
今回用意したタブレットは、TECLAST T40 Pro です。10インチディスプレイのOneMix4に合わせて同じ10インチサイズを選びました。このサイズのタブレットはいろいろなメーカーが出していて、豊富な種類がありますね。
主なスペック
OS | |
ディスプレイ | 10.4 インチ |
解像度 | 2000x1200 |
CPU | →(2023/9/20時点) Unisoc Tiger T616 8コア 2xA75 + 6xA55 |
CPUクロック | 2.0GHz + 1.8GHz |
RAM | 8GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 128 GB EMMC 5.1 |
通信 | WiFi 2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応 802.11bgn, 802.11ac |
デュアル 4G LTE | |
サイズ | 24.8 x 15.7 x 0.92 cm, 480 g |
このスペックで2万円以下で買えます。(最新の価格は、上記リンクからAmazonでご確認ください)
ノートPCのほうは、One-netbook OneMix4 です。
サイズ | 227mm × 157.3mm × 9〜17mm |
重さ | 769g |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ |
解像度 | 2560×1600 |
OS | Windows 11 Home (64bit) |
プロセッサ | 第11世代インテル® Core™ i5-1130G7プロセッサー |
メインメモリ容量 | 16 GBオンボード (LPDDR4x) ※増設不可 |
ストレージ容量 | 512GB/1TB M.2 2280 PCI-e NVMe |
Wi-Fi | Wi-Fi6(802.11ax) , a/b/g/n/ac/ , Bluetooth 5.0 |
インターフェース | 1× Type-C USB3.0 2× Type-C USB4.0 1× microSDカードスロット 1× 3.5mmイヤホンジャック |
ソフトウェアのインストール
親機側のOneMix4と、ワイヤレスディスプレイとなるタブレットTECLAST T40 Pro の両方に、ソフトウェア(アプリ)のインストールが必要です。
今回は、spacedesk(無料) を使いました。
親機側(ノートPC側)
PC用のspacedeskは、こちらのホームページからダウンロードできます。
「DOWNLOAD」をクリック
私のOneMix4は、Windows11(64bit)なので、「Windows 10/11(64bit)」をクリック。
ダウウンロードできたら、アイコン↑をダブルクリックしてインストールします。
Androidタブレット側
Androidタブレットで
「Playストア」を開き、「spacedesk」を検索します。
「インストール」をタップし、インストールします。
インストールが完了すると、アイコンが現れます。これでインストール完了です。
起動・接続
親機、タブレットとも同じネットワークにつなぎます。今回は両方とも自宅のWiFiにつないでます。
次に、親機側PCで「spacedesk」を起動します。
右上の「spacedesk Status」を「ON」にします。
ONになりました。
次に、タブレット側で操作します。
spacedeskをタップして開きます。
親PCの名前が表示され、その下に「Connection:(IPアドレス)」が表示されるので、これをクリックすると、接続されます。
あとは、普通の外付けディスプレイと同じです。Windowsのデスクトップ上で、右クリック-「ディスプレイ設定」をひらき、「表示画面を複製する」か「表示画面を拡張する」か、表示サイズをどうするか設定します。
「表示画面を拡張する」「拡大/縮小」は125%で設定しました。
タブレット上でWindowsのタッチ操作もできます。
iPad(iPhone)でワイヤレスディスプレイ
spacedeskは、iPad用,iPhone用アプリもあります。
所有するiPad mini2でも動きました。ただ、iPadが古くてWiFiが遅いため遅延が生じます。iPad側にはhwmonitorのようなモニターを表示させておく、という使い方なら、役立てられると思います。
両方つないでトリプルディスプレイ!!
やってみたら、さらっとできました。何台まで行けるのでしょうか。
位置と解像度を合わせていないので、バラバラですが…。
タブレットやiPhoneが余っていたら、外付けディスプレイ化してみたらいかがでしょうか。
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