はじめに
Windows11 の大型アップデート23H2が出ておりますが、TPM 2.0をサポートしていない、OneMix4はWindows Updateにも表示されず、通常のアップデートができません。
前回、22H2へアップデートしたときの方法と同じ方法で、アップデートできるか確認しました。
結論
同じ問題が発生しましたが、同じ方法で解決でき、22H2から23H2へのアップデートができました。
アップデート
手順は、22H2へアップデートしたときとまったく同じです。
今回の実施した経過です。
準備

TPM2.0に対応していないため、Windows Updateに23H2は表示されません。

そこで、Windwos11のダウンロードページから、インストールISOファイルをダウンロード

ファイルサイズは、6.15GBあります。
22H2のときは、5.10GBだったので、1GB強増えています。

中のファイル構成も、22H2のときと同じです。
ここから、「setup.exe」を起動すると、

Windows11の要件を満たしていないPCは、ここで止まります。
理由が表示されています。
TPM2.0をサポートしている必要がある、とでてます。

インストール用のファイルを変更するため、USBメモリにISOファイルの中身をすべてをコピーします。

「sources」フォルダ内の、「appraiserres.dll」というファイルを空っぽにします。

方法は、
もともとあった、「appraiserres.dll」を削除するか、名前を変更し、「新規作成」でファイルを作成し、「appraiserres.dll」という名称に変更。
これで準備完了
アップデート実施

一つ上のフォルダに戻り、
「setup.exe」を実行

余計な情報を送信しないように、「インストール品質に協力する(I)」のチェックを外します。

「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」にチェックが入っていますが、念のため設定へ。

「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」
にチェックをいれて、「次へ」

再び1つ前の画面にもどるので、
「インストール(I)」をクリック
INFO
この前に、「インストールに必要な作業を確認しています」や「更新プログラムをダウンロードしています」と表示されることがあります。

あとは終わるまで待ちます。
途中、自動的に再起動します。

アップデートが完了しました。
バージョンが 23H2 になっています。
トラブル対策

Windows Updateを見ると、前回の22H2のときと同じく、「更新が失敗しました」と出ています。
ここで「再試行」してもまた失敗します。

対策も22H2へアップデートしたときと同じ。
「設定」-「システム」-「トラブルシューティング」-「その他トラブルシューティングツール」にある
「Windows Update」を実行

再び、Windows Updateで確認すると、このようになってました。
まとめ
わたしのOneMix4はもともとWindows11がインストールされていたものを購入しています。
ところが、CPUはCore i5-1130G7ですが、BIOSがTPM2.0対応しておらず、Windows11のシステム要件を満たしていません。
その後、販売元に問い合わせても、「BIOSのアップデートでTPM2.0に対応する予定はない。」と回答されているという残念なPCです。
TPM2.0対応していないPCへのWindows11のインストールやアップデートが、いつまでこの方法でできるかは分かりませんが、PC本体が手元にある限り、次回アップデートもまた状況を投稿したと思います。
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