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Let’sNoteの中古という選択肢-その12 CF-QV8 SSD交換

アイキャッチ CF-QV8 SSD交換 その他PC
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はじめに

Let'sNote CF-QV8は、初期状態では、M.2 SATA接続のSSDを搭載しています。

Let'sNote CF-QV8 純正搭載のM.2 SSDの情報
Let'sNote CF-QV8 純正搭載のM.2 SSDの情報

CF-QV8は、M.2 NVME (PCIe 3.0 x4)接続のSSDが搭載できます。大幅な読書き速度アップができますので交換していきます。

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本体の分解

CF-QV8外観(斜視)

バッテリーの取り外し

CF-QV8 バッテリ取り外し

最初にバッテリーを取り外します。
左右のレバーを内側に押し、手前に引き出します。

封印シールをはがす

CF-QV8 封印シールの場所

写真の位置に封印シールがありますので、これをはがします。

見出し

このシールをはがすと、保証対象外になります。

CF-QV8 封印シールはがし

封印シールは、本体と蓋のつなぎ目に貼ってありますので、これをはがします。

ホイールパッド裏樹脂部品の取り外し

CF-QV8 樹脂部品取り外し

次に、ホイールパッド裏側部分の補強?の樹脂部品を取り外します。

ネジは、写真の赤丸部分3か所にあります。
ドライバーは、+の#0サイズ

CF-QV8 樹脂部品ツメの位置

樹脂部品は、写真の赤枠部分でツメで引っかかってます。(写真は外したところ)

ツメの部分を直接マイナスドライバー等で外すよりも、写真の青矢印のあたりを持ち上げ、樹脂部品をたわませて外す方が、外しやすいです。ツメも傷めずに済みます。

CF-QV8 樹脂部品取り外し完了

樹脂部品を取り外した状態。

本体裏蓋の取り外し

CF-QV8 カバー固定ネジ

裏蓋(カバー)の固定ネジは3種類、合計15本で固定されています。写真で種類がわかるように色分けしてみました。#0,#1は+ドライバーサイズ

  • 赤:2本・・・#1
  • 水色:5本・・・#0
  • 青:8本・・・#0

ちなみに、本体中央のカバー(両面テープ固定)を取り外し、手前側両端の折りたたみ式の足は持ち上げておく必要があります。

CF-QV8 ネジ拡大右

右側の拡大写真。
青矢印のネジは、折りたたみ式の足を持ち上げると見えます。

CF-QV8 ネジ拡大左

左側の拡大写真。
こちらも、青矢印のネジは、折りたたみ式の足を持ち上げると見えます。

CF-QV8 ネジ

取り外したネジを、それぞれのネジ穴の近くにおいて撮影しました。

どれがどこのネジかわからなくなったときの参考用です。

CF-QV8 内部

裏蓋はツメなどで固定されていませんし、テープや放熱パッドなどもありませんので、ネジを全部はずせば、力をかけることなく持ち上げるだけで外せます。

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SSDの交換

CF-QV8 SSDの位置

SSDは、写真の赤枠部分にあります。

黒の保護カバーが貼り付けられています。

CF-QV8 SSDカバー取り外し

まずは、黒の保護カバーをはがします。
両面テープではりついています。
写真のように、ネジ側からはがすとはがしやすいです。

CF-QV8 SSDカバー

はがした保護カバー

CF-QV8 SSDネジ

SSD固定ネジ1か所を外します。

CF-QV8 SSD取り外し

ネジを外すと、写真のようにSSDが持ち上がるので、そのまま抜きます。

今回交換したSSDはこちら

HIKSEMI FUTURE 1TB

  • PCIe Gen4x4 NVMe M.2 2280
  • 3D NAND TLC
  • 読み取り速度(最大)MB/s:7,450MB/s
  • 書き込み速度(最大)MB/s:6,600MB/s
  • TBW:1800TB

PCIe 4.0 x4 対応のSSDで、PC側がPCIe 3.0x4のため、SSD本来の性能は発揮できませんが、低消費電力・低発熱・高耐久であることから、これを選択しました。

CF-QV8 SSD交換 HIKEMI 1TB

交換するSSDを、取り外した時の逆の手順で取り付けます。

CF-QV8 SSDカバーをもどす

保護カバーを元に戻します。
このカバー、接続端子部分の補強、ネジのゆるみ止め、絶縁を目的としているようなので、両面テープの粘着力が弱っているようであれば、テープをはりかえたほうがよいかとおもいます。

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交換したSSDの接続/性能の確認

CF-QV8 HIKSEMI info

CristalDiskInfo で接続状態を確認します。

接続:NVME (NVM Express)
対応転送モード:PCIe 3.0 x4(PC側) | PCIe 4.0 x4(SSD側)

で正常に認識されています。

ちなみに、SSDは新品ではありません。

CristalDiskMarkで測定し、純正のSATA M.2 SSDと比較します。

CF-QV8 NVME 性能
Let'sNote CF-QV8 SATA SSD vs NVME SSD

シーケンシャルリード/ライトで、6倍以上の性能が出てます。これで、より快適にPCを使用できます。

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