はじめに
普通の乗用車に乗りなれた方は、ジムニーに乗り換えたときに、その乗り味にかなりの違和感があったと思います。
足回りは、オフロードの走破性を主にセッティングされているため、舗装路でのロールやピッチングの量が多いというか、ふわふわしたような感じ、コーナーリングでは、ロールしきってから曲がり始めるような感じ。
それがわかった上で走るのも楽しいのですが、思い切って、ダンパー交換をしました。
選んだのは、ノーマル車高用のダンパーで、
津田レーシングさんの、DAMSEL ハイパーダンパーセット JB64 ノーマル車高用 というもの
このダンパー、津田レーシングさんとビルシュタインとのコラボレーションダンパーです。
スプリングは純正をそのまま使用します。(交換スプリングとのセット商品も販売されてます。)
入手
2021年3月に注文し、到着したのは2021年7月でした。
当時はコロナの影響等で入手に時間がかかっていました。
1本1本が箱に入っています。
フロント側が、BE3-3395TRJ
リア側が、BE3-3396TRJ
です。
「TR」が、TsudaRacingでしょうか。
右側に写っているゴムブッシュと金具は、フロントダンパー用の付属品です。
このおかげで、追加で購入しないといけない部品はありません。
SUZUKI JIMNY JB64
TSUDA RACIONG
とラベルに印字されています。
交換後
ジムニーJB64/JB74のダンパーは、単独でとりつけられている(バネと一体型ではない)ため、交換の難易度は高くなく、自分でもできそうでしたが、販売店にお願いしました。
フロント側
車両前側から覗いて撮影。
ほとんど見えません。
フロント側
車両後ろ側から覗いて撮影。
黄色と水色がビルシュタイン。
リヤ側左
リヤ側右
後方を走る車から、リアのダンパーの黄色が見えます。
インプレッション
舗装路で劇的に変わります。
ブレーキング時のピッチングの量の低減。
特筆すべきは、コーナーリング。
もともと純正のジムニーの足回りでも、荷重移動をうまくすればそこそこ曲がって、それはそれで楽しかったのですが、少しスピードが高いと、ロールのスピードと量から、怖いと感じていました。
先にロールしきって、そこから曲がり初める感じでした。
それが、ダンパー交換で、ロールしつつ曲がるようになり、不安感の薄れ楽しくなりました。
オフロードでは、やはり固くなった感じがします。
いつも30km/h程度で快適に走っていた河川敷や林道などでは、5〜10km/hスピードを落としたくなる感じ。
あとは、ダンパー交換した分、タイヤの空気圧を変えました。
純正ダンパーのときは、タイヤ交換(TOYO OPEN COUNTRY R/T)に交換後、コーナーリングのフィーリングを自分好みにするために、純正指定空気圧(前160kPa、後ろ180kPa)に対して高目の、
前180kPa、後190kPaとしていましたが、
ダンパー交換後は前170kPa、後ろ180kPa
として、好感触を得ています。
以上、参考としてください。
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