はじめに
ジムニーにかかわらず、フロントガラス付近に取り付ける、ドライブレコーダーの位置は、道路運送車両の保安基準(第39条)に適合する必要があります。簡単に言うと以下のいずれかに適合する必要があります。
- 車室内後写鏡により遮へいされるフロントガラスの範囲
- フロントガラスの上縁から、ガラス開口部の実長の20%以内の範囲
- フロントガラスの下縁から150㎜以内の範囲
ところが、ジムニーのフロントガラスは、上下方向の実長がせまくなっています。約41cmです。
ガラス上部に付ける場合は、上端から20%の8.2cmまでに収める必要があります。
写真でいうと、赤のライン。衝突軽減ブレーキ用のセンサーの下端から、ちょっとだけ下までの範囲になります。
このサイズに収まるものは、モニターがない(ナビ連動もしくはスマホ等で確認するもの)ものがほとんどです。モニターがないと、もしものときに不便です。
そこで、モニター付きであっても、この範囲に収まる、もしくは車室内後写鏡に隠れるものを探しました。
選んだ製品
選んだのは、この製品です。結論から言えば、上端から20%の範囲にギリギリ収まらず、別の条件、車室内後写鏡に隠れるものになります。
この製品、私は非常に気に入っており、別の車両用にもう2セット(計3セット)購入しています。
耐久性も、ジムニーに装着したもので3年半を超え、トラブルなく動いています。
WiFi接続で、スマホで設定/画像再生ができます。
GPSが搭載されており、動画とともに記録されますので、ドライブなど走行記録にも役立ちます。
このドライブレコーダーのデータを加工・圧縮して、こちらの記事で使用しています。基本的に解像度を下げて掲載しているので、実画像はこちらの記事の掲載画像よりも良いです。
写真で紹介
写真で紹介します。写真は、2023年末に購入した3台目です。
本体一式
製品パッケージです。不注意で落としたので、箱の角が変形してます。
中に入っているものです。必要なもの以外に、トリム剥がしや両面テープの予備も入っています。
取り扱い説明書は、日本語で書かれています。
取り付け前に、作動確認することをおすすめします。もし初期不良の場合に、すぐに交換してもらうためです。(いままで購入した3セットでは全く問題ありませんでした)
オプション リアカメラステー
リアカメラの取り付けには、別途こういうステーが必要です。ジムニーの取付面とカメラの位置・角度がうまくあわないためです。
似たようなものが色々販売されていますので、お好きなものを。
オプション 電源ケーブル
駐車中の監視機能を使うには、別売りの電源ケーブルが必要になります。
走行中の記録だけであれば、本体に付属の、アクセサリソケットから電源を取るケーブルが付属していますので、このケーブルは不要です。
24Vまで対応しているとのことで、トラックなどの24V電源車にも使えます。
赤で囲った部分、車両のフューズと交換して電源を取るようになっていますが、フューズ部分を切ってオーディオ裏の配線に接続しました。
個人的意見ですが、このようにフューズを差し替えて電源を取るのはおすすめしません。正しい方向に取り付けるのに知識が必要ですし、もし逆に取り付けた場合はショートした場合の保護が機能せず、配線が燃え、最悪車両火災になる可能性があります。
取付後の写真
外から見た取付後の画像です。
上端から20%の範囲にギリギリ(5mmぐらい)おさまっていませんが、
運転席からの目線で、純正ミラーに隠れて見えないため、OKです。
以上、参考になれば幸いです。
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