はじめに
ジムニーJB64/JB74のバックアップランプは、昔ながらの白熱球を使用しています。
また、低い位置(バンパー)にランプがあり、(年で目が悪くなっているのもあって?)夜間、晴れている日はまだよいのですが、雨の日は、これでランプがついているの? と思うぐらい暗くて、狭いところにバックで駐車するのに苦労していました。
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そこで、電球交換型のLEDランプに変更しましたので、紹介します。
ジムニーJB64/JB74のバックアップランプについて
バルブ(電球)の種類は、取扱い説明書(オーナーズマニュアル)の後ろのほう、「万一のとき/電球切れ」のところに「電球の容量」として掲載されています。
バックアップランプは、「後退灯」と表記され、21W(W21W) ウェッジタイプの電球 であることが分かります。

T20 と呼ばれるものと同じものです。ハロゲン球ではなく、白熱球です。
その数ページあとに、交換の方法が掲載されていますので、あらかじめ見ておきましょう。
用意したLEDランプ
今回用意した交換用LEDランプは、HID屋さんの
T20 LED バックランプ 1800lm 6500K です。
もっと安価なものや、高輝度のものもありますが、1年間の保証があることや、日本に実店舗とサポートがあることから、これを選びました。
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交換
バックアップランプ(後退灯)は、リヤコンビランプに一体となっていますので、リヤコンビランプを外して作業します。
リヤコンビランプの固定構造と取り外し
裏側でナット(M6)3箇所、ツメ2箇所で固定されています。
右側

左側
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分かりにくいので、バンパーを取り外して撮影した、左側リヤコンビランプ固定部分の写真を掲載します。
ちなみにこれは、私のジムニーのものではなく、行きつけのくるまやさんで、納車前に社外品のバンパーへ交換作業をしていた、シエラJB74を撮影させてもらいました。
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- ナットをすべて取り外す
- ツメを2ヶ所それぞれ、内側に押す
でリヤコンビランプは外せます。
ジムニーJB64と、シエラJB74のリヤコンビランプ本体は同じものです。
ヨーロッパ向けジムニー(シエラ)JB74は、運転席側のバックアップランプ(後退灯)の部分が、リヤフォグランプになっています。
バルブ(電球)のLEDへの変更
リヤコンビランプが外れたら、バルブ(電球)のLEDへの変更は次のようにします。(左側ランプで説明)
点灯チェック
リヤコンビランプをバンパーに組み付ける前に、点灯テストをしましょう。
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エンジンをかけずに、電源ONの状態にし、ギヤをバックに入れて、点灯確認をします。
キーレスプッシュスタートシステム搭載車の場合、エンジンをかけずに、電源ONの状態にするには、
MTの場合クラッチを踏まずに、ATの場合ブレーキを踏まずに、スタートボタンを2回押す。
(スタートボタンを押す度に、ACC→ON→OFFが切り替わる)
点灯が確認できたら、リヤコンビ自体をバンパーにはめ込み(2ヶ所のツメで保持される)、ナットを3箇所締めます。
明るさ比較
画像で紹介しづらいのですが、比較しやすいように、左側はノーマルの白熱電球のまま、右側をLEDに交換して同時点灯し、撮影してみました。

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まとめ
交換後は、必要充分な明るさが得られるようになり、夜間、雨の中でのバックも、比較にならないほどやりやすくなりました。
昔の車では、バルブ(電球)からLEDへ変更すると、ギヤをバックにしていないのに、バックしていると誤検出する車もあったようですが、そういうこともありません。
交換したばかりで、耐久性云々はまだこれからです。なにかありましたら、このページに追加掲載していきます。
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