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WEBサーバーをつくるWordPress導入編

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はじめに

Synology NAS DS218jでのWebサーバー立ち上げ、WordPress導入編です。
複数のWordPressを立ち上げも、この作業を繰り返せば可能です。私は、公開用とテスト用の2つをつくりました。

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データベースの作成(phpMyAdmin)

WordPressに必要なデータベースを作成します。
Synology DSMにログインしての作業になります。

PHP01

phpMyAdminを起動します。

PHP08

ログイン画面が表示されるので、設定したユーザ名、パスワードでログインします。

db01

ウィンドウが開くので、上部の「データべース」タブをクリックします。

db02

WordPressで使用するデータベースを作成します。

データベース名:任意の名前です。
例:A01webtest
照合順序:「utf8mb4_general_ci「utf8_general_ci」を選択して下さい。

2023/1/22更新

WordPressがutf8mb4に対応したため、utf8mb4_general_ciに変更

「作成」をクリックします。

phpMyAdminのウィンドウ左側に、新しく作成したDBが表示されます。
選択すると「このデータベースにはテーブルがありません。」と出ますが、からのデータベースを作成したわけですので、正常です。
これで作成完了です。

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WordPressのダウンロード

NASのDSM上でダウンロードする方法と、PCでダウンロードする方法とありますが、今回はPCで作業します。

WP001

日本語WordPressのホームページを開きます。
右上の「WordPressを入手」をクリックします。

WP002

ダウンロードページが表示されますので、少し下のほうにある、「 WordPress (バージョン) をダウンロード」今回は、バージョン5.9.3でした。

WP003

ダウンロードが完了しました。

WP004

Webブラウザで、DSMにログインし、File Stationを起動します。

WP005

左にフォルダがツリー表示されているので、「Web」をクリック。

WP005-2

PCから、先ほどダウンロードしたファイルを、ドラッグアンドドロップします。

WP006

同じ名前のファイルがあった場合、上書きしてよいか、と聞かれますので、「上書き」をクリックします。

WP007

ファイルがNASにアップロード(コピー)されました。

WP008

アップロード(コピー)したファイルを右クリックして、「解凍」-「ここに解凍する」を選びます。

WP009

圧縮ファイルが解凍され、「WordPress」というフォルダができました。

WP010

フォルダの名前を変えます。このフォルダ名が、アクセスするときの名前になります。
https://○○.△△.××/あああ の「あああ」の部分です。
いまのフォルダ名だと、今回の例では
https://○○.△△.××/WordPress
になるので、これを変えていきます。
フォルダを右クリックして、「名前の変更」を選択

WP011

開いたウィンドウで、名前を設定します。
今回は、「webtest」という名前にしました。
「OK]をクリックして設定します。

WP012

フォルダ名が変更されました。

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WordPressのインストール

ブラウザで、先ほどのwordPressフォルダにアクセスします。
今回の例では、アドレスは
https://webtest.myDS.me/webtest/wp-admin/install.php
になります。

WP101

初期画面が表示されます。
「さあ始めましょう」をクリックします。

WP102

データベース接続のための詳細情報の入力画面になります。

  1. データベース名:phpMyAdminで作成したデータベース名
    例:A01webtest
  2. ユーザ名:phpMyAdminへのログインユーザ名です
    例:webtest
  3. パスワード:ログインユーザ名に対するパスワード
  4. データベースのホスト名:「localhost:/run/mysqld/mysqld10.sock」を入力
  5. テーブル接頭辞:wp_ (ここではそのままにしてますが、変更した方がセキュリティ上よいようです。)

「送信」をクリックします。

無事データベースに接続されると、左のウィンドウが表示されるので、「インストール実行」をクリックします。

WP103-error

失敗すると、左下のようなエラー表示が出ます。
「もう一度お試しください」
をクリックして、やり直します。

WP104

サイトの情報など設定していきます。

  1. サイトタイトル:サイトの名前です。後でも修正できます。
  2. ユーザ名:このサイトにログインするユーザ名
    例:WPtestuser
    セキュリティ上、データベースのユーザ名や、NASのユーザ名とは別の名前にしましょう。
  3. パスワード:ユーザ名のパスワード
  4. メールアドレス:2で設定するユーザーのメールアドレス
  5. 検索エンジンでの表示:チェックする。
    テスト運用中や、サイト作成中は、チェックを入れておき、完成したらチェックをはずします。

「WordPressをインストールする」をクリックします。

WP105

「成功しました」が表示されれば完了です。
「ログイン」をクリック。

WP106

ログイン画面が表示されるので、設定したユーザ名、パスワードでログインします。

WP107

WordPressのダッシュボードが開きます。
これで、インストールは完了です。

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WordPress更新のための設定変更

WordPressのプラグインやテーマのインストールや更新は、標準ではFTPやSSHが使用されています。できるだけ簡単にしたいため、ダイレクトに更新させるためにwp-config.phpの内容を変更して対応させます。

  1. wp-config.phpを変更する。
    WordPressフォルダ(例ではwebtestフォルダ)の中に、「wp-config.php」が一覧にあるので、このファイルをテキストエディタで開きます。
  2. 次を追加します。
    define('FS_METHOD','direct');
  3. ファイルを保存して終了です。
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WordPressへログイン

ログイン画面へは、以下URLでアクセスします。
https://(ドメイン名)/(Wordpressフォルダ名)/wp-admin/

今回作ったフォルダ名“webtest”の場合は下記になります。
https://webtest.myDS.me/webtest/wp-admin/

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