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GMKtec NucBox G9入手しました

アイキャッチ NucBoxG9 miniPC
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はじめに

以前から気になっていた、GMKtec NucBox G9を入手しました。
Intel N150を搭載し、メモリはDDR5の12GB。ネットやメール、オフィス関係ソフトや、簡単な画像処理程度であれば十分なスペックです。
最大の特徴として、SSDが4枚搭載可能で、eMMCも64GB搭載しているため、サーバーに使うにも良い構成です。

しばらくはPCとして使い、のちのちサーバーとして使っていこうと思ってます。

入手したのは、SSD 512GBのモデル。
クーポン併用で、2万円台半ばで購入できました。

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パッケージと内容物

パッケージ

G9 Amazon梱包

購入したのはAmazonです。
お馴染みのAmazonダンボールで、注文の翌日にAmazonロッカーに届きました。
自宅配送だと配達時間に自宅にいないといけませんが、Amazonロッカーであれば、自分の都合のよい時間に取りに行けばよいので、著者は積極的に利用しています。

G9 最小限の梱包材

すこしだけ、紙の緩衝材が入ってます。

G9 梱包箱上面

梱包箱上面です。
ロゴの部分が凝ってます。
価格以上です。

G9 梱包箱裏側

梱包箱の裏側です。
シリアルNoのシールや、簡単な商品スペックが記載されてます。

内容物

G9 開封 上段

開封します。
最上段に本体が入っています。

G9 本体取り出し後

本体の緩衝材は、底に穴が空いており、下にあるGMKtecのロゴが見えるようになってます。

G9 取説

本体緩衝材の下に、取扱説明書があります。

付属品の箱✖️2

取扱説明書の下には、箱が2つ入ってます。
付属品がこの中に入ってます。

G9 最後

付属品の箱の下には、何もありません。

G9 付属品箱左

左側の付属品の箱には、

  • ワランティカード
  • ACアダプター
  • VESAマウント用ブラケットとネジ

が入ってます。

G9 ACアダプタースペック

付属のACアダプターです。
19V-3.42A、およそ65W出力の物です。
CPUがIntel N150であることを考えると、大きめの出力の電源です。

G9 ACアダプタープラグ

ACアダプターは、コンセント直挿しではなく、ケーブル型です。
一般的なミッキーマウス形状のものです。

付属品箱右側

右側の付属品の箱には、電源コードとHDMIケーブルが入ってます。
複数のPCを持っていると、HDMIケーブルなしで安くしてもらったほうが良いのですが。

取扱説明書

G9 取扱説明書p1

取扱説明書は、多言語対応してます。
日本語もちゃんとあります。

G9 取扱説明書p2,3

説明は、全部で3ページしかありません。
ちなみにこのPCは、UbuntuがeMMCにインストールされており、そのパスワードは、この取扱説明書の表紙に貼られたシールに記載されています。

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PC本体

本体外観

NucBox G9本体前面

本体前面です。
電源ボタンのみです。

NucBox G9本体背面

本体背面
左から

  • 電源ポート(Type-C形状)
  • ヘッドフォン+マイク端子
  • 2.5Gbps LAN が2つ
  • HDMI出力が2つ
  • USB Type-C(DP画像出力とPD電源対応)

NucBox G9本体右側

本体右側
USB3.2 Type-Aが3ポートあります。
商品説明では10Gbpsと記載されてます。

NucBox G9本体左側

本体左側
冷却排気口です。
使用中は結構熱い風が出てきます。

NucBox G9本体裏側

本体裏側
ここにネジ2本で固定されているカバーがあります。
カバーを取り外すと、SSD4枚内蔵スペースが現れます。

SSDスペースと付属SSD

NucBox G9 SSD

一番ファンに近い場所に、付属SSDがささってます。
SSDにはヒートシンクが取り付けられています。

NucBox G9 付属SSD取り外し

付属SSDを取り外したところ。
画面右から左に、SSD1、SSD2、SSD3、SSD4と番号が書かれています。
PCIex2の表記も見えます。
一番左のSSD4は、SATA接続のものにも対応しているようです。

NucBox G9付属SSD

ヒートシンク上に「TWSC PCIe G3X4 512G」のシールが貼られています。

ヒートシンクはサーマルパッドと輪ゴムで固定されています。

NucBox G9 付属SSDヒートシンク取り外し

コントローラチップは、ほかより背が低い分、追加でパッドが貼られていました。
SSDは馴染みのないメーカーですね。
基板上のコントローラチップは、Maxio製のようです。
あとで確認します。

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起動画面とBIOS

起動すると、下記画面がでます。

NucBox G9 起動画面

左下に小さく表示がありますが、ここでdelキーを押すとBIOSに、F7キーで起動メディア選択画面が表示されます。
なにもしなければ、SSDのWindowsが起動します。
説明書には、escキーでBIOSが表示されるとかいてあり、実際escキーでもBIOSが表示されます。

BIOS

BIOSに入ってみます。

G9 BIOS MAIN

Main画面内に、Power Limit Selectがあり、ここでCPUのPower Limitが簡単に設定できるようになってます。
デフォルトでは、[Balance]になっています。
これについては、後日変更してテストしてみたいと思います。

BIOS Advanced

BIOS Advanced
有線LANは、IntelのI226-Vコントローラが2機あるのがわかります。

G9 BIOS BOOT

BIOS Boot
起動順は、

  1. USB
  2. NVMe(内蔵SSDにインストールされたWindows)
  3. Hard Disk(内蔵eMMCにインストールされたUbuntu)

の順です。

G9 Save&Exit

BIOS Save & Exit
ここでも、WindowsとUbuntuで起動できることがわかります。

起動メディア選択画面

F7

F7キーで表示される起動メディア選択画面です。

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Windows11起動とベンチマーク、SSD確認

WIndows11のバージョンとライセンス

Windowsのバージョン

Windows11 Proは、24H2が入ってました。
ちなみに、Microsoftアカウントでなく、ローカルアカウントでログインできてます。

コマンドプロンプト

コマンドプロンプトで、「slmgr /dli」と入力し、Windowsのライセンス形態を確認します。

「OEM」なので大丈夫ですね。

CINEBENCH R23

G9 CINEBENCH R23

とりあえず、CINEBENCH R23を実施してみました。
マルチ:2511pts
シングル:763pts
でした。

今後、Power Limitを変えてどうなるのか確認したいと思います。
(今回は、デフォルトで真ん中のbalance)

ストレージ

ディスクの管理

「ディスクの管理」
で、内蔵ストレージの状態を見てみます。
ディスク0がSSD
ディスク1がeMMC
です。

SSDの素性は? flash id、CristalDiskMark

HWiNFO64 SSD

HWiNFOで、SSDのコントローラを見てみます。
MaxioのMAP1202です。

コントローラがわかったので、flash idで、SSDの情報を読み取ります。
結果は以下の通り。

Drive : 0(NVME)
Scsi : 0
Driver : W10
Model : TWSC TSC3AN512-F8T40S
Fw : SN13126
HMB : 16384 - 16384 KB (Enabled, 16 M)
Size : 488386 MB [512.1 GB]
LBA Size: 512
Firmware id string[1C0] : MKSSD_501003000131260000,Jan 17 2024,14:36:03,MAP1202,KTH1CADC
Project id string[180] : r:/04_Nand_Porting/03_B58R/01_Trunk
Controller : MAP1202
NAND string : MT29Fxx08ExLCH
NAND MaxPE cycles : 3000
NAND Freq : 1200
Channel number : 4
CE number : 1
Total bank : 4
Flash type : TLC
Blocks/CE : 3402
Pages/Block : 2784
Page size : 16
Planes(?) : 6
Die/CE : 1
Ch0CE0: 0x2c,0xd3,0x8,0x32,0xe8,0x30,0x0 - Micron 232L(B58R) TLC 1024Gb/CE 1024Gb/die
Ch1CE0: 0x2c,0xd3,0x8,0x32,0xe8,0x30,0x0 - Micron 232L(B58R) TLC 1024Gb/CE 1024Gb/die
Ch2CE0: 0x2c,0xd3,0x8,0x32,0xe8,0x30,0x0 - Micron 232L(B58R) TLC 1024Gb/CE 1024Gb/die
Ch3CE0: 0x2c,0xd3,0x8,0x32,0xe8,0x30,0x0 - Micron 232L(B58R) TLC 1024Gb/CE 1024Gb/die
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flash idの結果

NANDは、Micronの232層TLCと表示されました。コントローラ、NANDともメジャーメーカのものですし、QLCではなくTLCですし、悪くないですね。

G9 Cristal Disk Info

Cristal Disk Info
SSD自体は、PCIe 3.0 x 4対応ですが、PC側インターフェースがPCIe 3.0 x 2です。
PC本体のSSD搭載スペースにも表記されてましたね。

G9 CristalDiskMark

CristalDiskMarkの結果です。
インターフェースがPCIe 3.0 x 2なので、妥当ではないでしょうか。
Intel N150搭載ミニPCでは、SATA接続のSSDを搭載したものもありますので、それに比較したら、3倍ほど早いです。

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おわりに

今回は、ここまでの確認になります。
Intel N150搭載のPCとしては、平均的な処理能力だと思います。

次回は、Power Limitを変えた時のベンチマーク結果を紹介します。

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