はじめに
前回のこの記事では、BIOSでPowerLimitを変更したものの、Single core性能があまりよくなかったことを紹介しました。
そのときの、CINEBENCH R23の結果がこちら。

Single core性能が、763程度でIntel N95やN100の900台に遠くおよびません。
原因についてわかりましたので、紹介します。
BIOSでC StatesをEnableに
Single core性能が低いのは、C StatesがDisableとなっているのが原因でした。
起動時に、delキーでBIOSを表示させて、

Advanced のタブの、Power & Performance をえらび

CPU - Power Management Control へ

C states が Disabledになっているので、

これを Enabled に変更します。

C states が Enabled になったのを確認したら、

最後に、Save & Exit タブの Save Changes and Exit で保存します。
CINEBENCH R23 の結果は
以下のようなりました。

C Stateの違いを比較してみると、このようになります。

軒並み向上しています。
他のminiPCとの比較です。

まとめ
Single core性能の違いは、Windowsの1つ1つの操作にきいてきます。C StatesがDisabledのときに比べ、動作がキビキビとした感じがします。
しばらくは、このまま使用する予定です。
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