はじめに
手に入れた中古のLet'sNote FV1は、販売元で初期化してありました。 信用しないわけではありませんが、やはり自分で初期化したほうが、安心できます。
初期化の方法としては、
Windowsのインストールメディアを作成してインストールし、そのあとひたすらPanasonicが提供するドライバーをインストールする方法
Panasonicのリカバリーメディアを使って初期化(インストール)する方法
がありますが、 今回は、後者のPanasonicのリカバリーメディアから初期化する方法をとりました。
NOTE
Panasonicが提供するリカバリーメディアのWindowsのバージョンは古いので、初期化後にWindows Updateで最新のバージョンにアップデートする必要があります。
リカバリーメディアの作成
リカバリーディスク作成ユーティリティのダウンロード
Let'sNote FV1の場合は、Panasonic Connectのページで、リカバリーイメージダウンロードサービスが使用できます。 このサービスでは、専用のメディア作成ソフトをダウンロードし、インストールして実行することで、USBもしくはDVD-Rでリカバリーメディアを作成します。 また、リカバリーメディア作成は、Let'sNoteでなくともWindowsPCであれば作ることができます。 今回は所有するUMPC、OneMix4で作成しました。
画像出典:Panasonic CONNECT
製品を選択してください から「レッツノート」をクリック
シリーズを選択
モデル名を選択
の順に選択していきます。
今回は、CF-FV1シリーズの、CF-FV1RDAVS というモデルのため、
シリーズ:CF-FV1
モデル:CF-FV1R
を選びました。 「選択」をクリックします。
「ダウンロードファイル・サポート情報をみる」をクリックします。
CF-FV1Rの機種別サポート情報のページが表示されるので、下のほうへスクロールしていきます。
「リカバリーメディア作成・導入済みドライバー」をクリック
「リカバリーイメージダウンロードサービス」をクリック
CF-FV1Rモデルは、Windows10プリインストールモデルのため、「Windows10プリインストールモデル対象」をクリックします。
「リカバリーディスク作成ユーティリティ(ダウンロード対応版)」をクリック
リカバリーディスク作成ユーティリティ(ダウンロード対応版):recvdiscdl_v***.exe をクリックしてダウンロードします。
リカバリーディスク作成ユーティリティのインストールと実行
ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。 エンドライセンス条項を読んで、「はい 」をクリックすると、ユーティリティのインストールが始まります。
インストールが終わると、フォルダが開くので、この中から「RecvDiskDl.exe」をダブルクリックでリカバリーディスク作成ユーティリティを起動します。
リカバリーディスク(USB)の作成
リカバリーディスク作成ユーティリティの「1.入力」タブで、
製品番号 今回はCF-FV1RDAVS
製造番号 (Let'sNote裏のラベルに記載されてます)
を入力し、「次へ 」をクリックします。
リカバリ用データの選択画面がでます。 CF-FV1RDAVSは、Windows11Proのリカバリー用データはなく、Windows10Pro Ver21H2のみです。
「次へ 」をクリックします。
ダウンロードが終わると、ファイルチェックが実施されます。
ファイルチェックが終わると、ディスク(USB)の作成に入ります。 【使用上のお願い】を読んで、16GB以上のUSBメモリをPCにさし、「次へ(N) >」をクリックします。
「ドライブ」が書き込み先のUSBメモリになっていることを確認し、 「リカバリーディスク#1の作成」と「オプション」にチェックを入れ、 「次へ(N) >」をクリックします。
書き込みが終わると、続いてチェックが実施されます。
出来上がったリカバリーUSBメモリのプロパティです。 16GBのメモリをつかって容量ギリギリです。 容量11.6GBとなってますが、残りは別パーティションに割り当てられています。
リカバリーメディアで出荷状態に戻す
リカバリーメディアから起動
Let'sNote FV1に作成したリカバリーメディア(USB)をさします。
INFO
ここからの画像は、KVM A3を使ってキャプチャしてます。
電源を入れ、Panasonicのロゴが表示されたら、F2 キーを押し、BIOS設定を表示します。 「終了」タブで、「デバイスを指定して起動」の下の選択肢の中から、リカバリーメディア(USB)をえらび、Enter で起動します。
リカバリー開始
メニューが表示されたら、「リカバリー 」をクリックします。
使用許諾を読んで、「同意します 」をクリックして次に進みます。
内蔵SSDは、Disk 0 として表示されるので、これをクリックします。
ここはどちらでもよいのですが、USBのリカバリーメディアがあるので、SSDにリカバリー領域は必要ありません。 「リカバリー領域を削除する 」 を選択しました。
リカバリーメディア(USB)を取り外し、「再起動する 」をクリックします。
設定が始まりまます。 このあと再起動を何回か繰り返します。
リカバリー処理が終わると、この画面が表示されます。 「シャットダウン 」で、PCを終了させます。
リカバリー後の起動
再び電源を入れます。
WIndows10の設定を始めます。 日本を選んで、
Windows11への無償アップグレードの案内がでます。 Windows11へアップグレードしたいので、 「今すぐロックを解除 」をクリックします。
「次へ 」
以降、Windows10の設定を行います。
Windows 10 Pro バージョン21H2です。
これで、出荷状態にもどりました。
このあとは
このあとは、Windows Updateで、最新のOSにアップデートします。 すぐにWindows 11 Proにアップグレードしたかったのですが、 Windows 10 Pro 21H2 → Windows 10 Pro 22H2 → Wndows 11 Pro 22H2 → Wndows 11 Pro 23H2 → Wndows 11 Pro 24H2 の順でした。 リカバリーメディアを使うのではなく、Windows11をいきなりインストールして、ドライバーをいれたほうが早く済みそうです。 SSDを交換したときは、そちらの方法でやってみようと思います。
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