はじめに
前回で起動を確認し、使えるようになりました。
今回は、分解してSSDを増設します。
またSSD(NVME)のインターフェースが、PCIe3.0x4 とAmazon商品説明にあったので、本当かどうか、実際速度はでるのかを見ていきます。
Quieter3CがPCIe3.0x2だったり、一般的なIntel N100やN95搭載miniPCが、PCIe3.0x1だったりするので、アドバンテージになりますね。
分解
ネジ4本を外せば、裏蓋がとれて内部にアクセスできます。
スクリューはQuieter3Cのようにタッピングではなく、普通のスクリューが使われています。
内部です。
赤枠で囲った部分が、M.2 2280サイズのSSDを増設できる場所です。
固定用のネジも、ここにありました。別途用意する必要はありません。
BIOS設定バックアップ用電池があります。
WiFiモジュールは、基板にハンダ付けされています。
パッケージには「ファンレス」のシールがありましたが、やはり間違ってますね。ファンがあります。
裏蓋には、冷却用の穴があり、フィルターが張り付いています。
光りにかざしてみると、よく分かります。
Apacer製のメモリが使用されていました。
SO-DIMM DDR4 8GB 3200MHz CL22
です。
Apacerというメーカーは、あまり馴染みがありませんが、本サイトを運用している、Synology製のNASにApacer製のSSDを使用しています。
そのSSDは、24時間稼働で1年半以上たってますが、何の問題も出ていませんので、大丈夫でしょう。
HWiNFO64でメモリの情報を見てみました。
使用されているRAMは、Samsung製のようです。
メモリを外した部分には、特になにもありません。
メモリスロットは1つです。
32GBも対応しているような表記がありました。
入手できたら、試してみたいと思います。
SSD
今回用意したSSDは2種類です。
Quieter3Cでの比較で使用したものと同じ個体です。
(今回、WD Blue SN550 1TBは測定してません)
新品ではなく、何度か使用しているものです。
SSD(WD Blue SN570)を増設した写真です。
CrystalDiskInfo
ちゃんと、PCIe3.0 x 4で接続されています。
CrystalDiskMark結果
MMOMENT | WD Blue SN570 | |
容量 | 256GB | 500GB |
読出し速度 | 2,000MB/s | 3,500MB/s |
書込み速度 | 1,000MB/s | 2,300MB/s |
どちらのSSDも、SSDのもつスペックをフル出せています。PCIe3.0 x 4接続のおかげですね。
WD Blue SN570では、Quieter3Cで使用した場合(↓参照)のおよそ2倍の速度が出ています。
参考 Quieter3C
まとめ
スペックどおり、SSDはPCIe3.0 x 4接続。速度もしっかり出ていました。
Overclock4Cは、eMMCから起動するようになっていますが、SSDを増設して、WindowsをSSDで起動すれば、かなりサクサク動くのではないでしょうか。
次回は、簡単なベンチマーク結果の紹介です。
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