はじめに
HiMeLE Quieter4Cを入手しましたので、紹介します。
Quieter3C、Overclock4C とのスペック比較
Quieter4C | Quieter3C | Overclock4C | Remark | |
---|---|---|---|---|
CPU | Intel N100 | Intel Celeron N5105 | Intel N95 | |
メモリー | 8GB/16GB 増設不可 | 8GB/16GB 増設不可 | 8GB DDR4 3200MHz SO-DIIM交換可 32GBまで | |
ストレージ eMMC | 256GB | 128GB/256GB | 256GB | |
ストレージ M.2 NVMe 2280 | なし(空) SATA/PCIe 3.0 x4 | なし(空)/256GB PCIe 3.0 x2 | なし(空) SATA/PCIe 3.0 x4 | |
WiFi/Bluetooth | WiFi 5 / BT 5.1 | WiFi 6 / BT 5.2 | WiFi 6 / BT 5.2 | Quieter4Cのみ WiFi5/BT5.1 |
有線LAN | 1Gbps x 1 | 1Gbps x 1 | 1Gbps x 1 | |
モニター出力 | Type-C(DP ALT):1 HDMI:2 DP:0 | Type-C(DP ALT):1 HDMI x2+DP x0 or HDMI x1 + DP x1 (モデルにより異なる) | Type-C(DP ALT):1 HDMI:2 DP:0 | 3画面出力可 |
OS | Windows11Pro | Windows11Pro | Windows11Pro |
パッケージ
Amazonで購入。おなじみの段ボールで届きました。
開封したところ。
段ボール箱半分にも満たないですね。
Quieter4Cパッケージ
こちらの側面には、スペック表示とシリアルNoのシール
反対側には、ロゴのみ
パッケージ底面
会社名は「MELE TECHNOLOGIES (SHENZHEN) CO.,LTD」
「HiMeLE」は登録商標ですね。
パッケージを並べてみました。
左 :Overclock4C
右上:Quieter3C
右下:Quieter4C
Quieterシリーズは、全く同一サイズです。
開封
パッケージを開封
最上段にはクイックスタートガイドがあります。
クイックスタートガイドは、1枚の紙を中折したものです。
MeLEの製品群で共通のものです。
先日入手したOverclock4Cに入っていたものと、同じでした。
外部機器との接続方法、Windowsの再インストール方法、BIOS設定への入り方、M.2 SSDの増設の仕方がかかれています。
パッケージは、2段構造になってます。
1段目は、PC本体。
2段目には、
- ACアダプター
- VESAマウント用ブラケットとねじ
- 増設SSD用放熱パッド
Quieter 4Cと3C比較
本体比較写真です。
- ブランドロゴが異なります。
3CではMeLE(HiMeLEのものもあり)
4CではHiMeLE - 天面の表面処理が違います。ここは高熱伝導エンジニアリングプラスチックを使い、ヒートシンクの役割を持たせてます。
形状が変わったということは、放熱性能が上がったのか、ただデザイン変更なのか...。
重ねて比較します。
正面
電源ボタンの位置、形状ともいっしょ。
右側面
USBポート数は3個で一緒ですが、
- Quieter3C:USB3.2Gen2(10Gbps) x2, USB3.2Gen1(5Gbps) x1
- Quieter4:左から USB3.2Gen1(5Gbps)、USB3.2Gen2(10Gbps)、USB2.0(480Mbps)、
と変わってます。
左側面
同じ位置にセキュリティスロットがあります。
背面
画像出力が
- Quieter4C:HDMI x2
- Quieter3C:DP x1、HDMI x1
と異なってますが、Quieter3Cにも、HDMI x2のモデルも存在します。
背面です。
ラベルサイズや、表記内容(ここにシリアルNoや、WindowsのライセンスIDもある)も一緒ですが、3Cのラベルは銀色、4Cは白で、4Cのほうが安っぽく感じます。
どちらも、技適マークがあり、日本国内でも問題なくWiFi,Bluetoothを使用できます。
ACアダプターです。
Quieter3Cのものと品番が一緒なので、出力もいっしょです。
Quieter 4Cと3C, Overclock4C比較
外観
上面から
Quieter4Cと3Cは同一サイズ
正面
左側面
右側面
USB Type-Aポートの位置と数はおなじですが、ポートの種類が違います。
背面
Type-C形状の電源ポートは、Overclock4Cのみ12V-3A。Quieter3C/4Cは12V-2A。
内部
各PC内部比較
外部ポートの位置は3機種ともほぼ一緒ですが、内部の基板・部品配置は違います。
Overclock4Cは基板中央部分に、M.2 SSDのスペースがあります。また、Quieter3C/4CでM.2 SSDのスペースのところにSO-DIMMのソケットがあります。
一見、Quieter3C/4Cでも同じレイアウトが取れそうですが、予想ですが、放熱の関係でできなかったと思われます。
どの機種も、基板中央の裏側に、CPUが搭載されています。
Quieter3C/4Cでは、この部分に熱伝導シートを介して、裏蓋にも放熱するようになっています。
裏蓋も結構熱くなるので、ここの放熱は重要なのでしょう。
Overclock4Cは、ヒートパイプを利用したヒートシンクとファンで冷却しているので、ここのスペースをSSD用として使えたのでしょう。
高解像度写真
Quieter4C内部
M.2ソケットに"NVMe Only"とシールがありますが、SATAドライブも使用できます。
MeLEのHPでも対応の記載がありますので、これから購入分はこのシールがないかもしれません。
高解像度写真
Quieter3C内部
高解像度写真
Overclock4C内部
こちらも、M.2ソケットに"NVMe Only"とシールがありますが、SATAドライブも使用できます。
MeLEのHPでも対応の記載がありますので、これから購入分はこのシールがないかもしれません。
おまけ
電源OFF/ONの時の、インジケータです。
- OFF:赤
- ON:青
この辺りは、Quieter4C/3C、Overclock4Cも一緒ですね。
次回は
次回は、Windowsをセットアップし、基本的なCPU性能やストレージ性能(ベンチマーク)を紹介します。
N100ファンレスの性能はいかに。
コメント