はじめに
ちいさなちいさなファンレスWindowsPCを入手しましたので紹介します。
CPUにIntel N5105搭載、メモリ8or16GB、ストレージ256GB eMMC(128GBのものもあり)、NVMe M.2 2280 SSDを増設可能(256GB内臓タイプもあり)、USB Type-C (ALT Mode, USB-PD対応)を1ポート持っており、なかなか遊べそうです。
メモリ16GB、ストレージ512GB(eMMC 256GB + SSD 256GB)版も出ました。
Quieter3C F5Eと呼ばれるようです。

Amazonで購入できます。クーポンやタイムセールでかなり値引きされているときがあります。その場合、128GB版と256GBで値段が逆転するなんてことも。
スペック
- CPU Intel Celeron N5105
4コア4スレッド
バーストモード動作周波数は2.0GHz〜2.9GHz - メモリ 8GB/16GB LPDDR4
増設不可 - ストレージ eMMC 128または256GB, M.2 2280スロット1(空き、もしくは256GB)
この手のPCはSATA接続のM.2が多いのですが、このPCはNVMeタイプが使えます。選択肢が豊富です。 - インターフェース
- USB3.0 (Type-A) x 3
- USB Type-C (DP Alt mode, PD3.0対応) x 1
対応しているディスプレイがあれば、モニター側のUSBに、キーボードやマウス、マイクなどをつないでおいて、USB Type-Cケーブル1本でだけで接続、といった使い方が可能です。
所有しているDellの34モニターP3421Wで、動作確認できました。
- 3.5mm オーディオコンボジャック
- Micro SDカード
- DisplayPort (Mini DP) x 1 + HDMI x 1 のバージョン:Quieter3C 81Eと
DisplayPort (Mini DP) x 0 + HDMI x 2 のバージョン:Quieter3C 82E、Quieter3C F5Eがある
2023/7/13更新
- 電源 Type-C形状
- 有線LAN RJ-45
- ケンジントンロックスロット
- WiFi WiFi6 (802.11ax)対応
- Bluetooth BT5.2
- 有線LAN 10/100/1000Mbps
- サイズ 18.5mmx81mmx131mm
- 重量 230g
- 搭載OS Windows11Pro Windows10Proにダウングレード可
Proなので、サーバーにして、リモートデスクトップで外部PCから設定やメンテナンス、といった使い方ができますね。 - サポートOS Linux Ubuntu, Debian
正式にサポートしてます。
外観



技術基準適合証明(技適)取得済みですね。日本国内でWiFiやBluetoothを正規に使えます。

電源ボタンがあります

左から USB Type-C, Micro SDカードスロット, 3.5mmオーディオジャック, Mini Display Port, HDMI, 電源(Type-C形状), RJ-45有線LAN
DisplayPort (Mini DP) がなく、HDMI x 2 のバージョンもあります。2023/7/13更新

USB3.0 Type-A x 3

ケンジントンロックスロット
パッケージと付属品

紙ケースにビニール外装のパッケージです。

開封。一段目には本体が入っています。

緩衝材ごと取り出すと、2段目の仕切りが登場

2段目仕切りを開けると

付属品が一式入っています。
付属品
マニュアル
簡単なマニュアルが入ってます。日本語表記あり。

A/Cアダプタ
中国メーカーのPCによくあるA/Cアダプタ。各国コンセントに合わせる変換アダプタがついてます。


コンセントアダプタを、溝に合わせておき、スライドさせて嵌めます。

パチン!とはなりませんが、しっかりロックさせて完成。

出力 12.0V 2.0A
PSEマークもしっかりついています。
VESAブラケットと取り付けねじ
VESAマウントにPC本体を取り付けるためのブラケットとねじがついてます。

放熱パッド
これは、M.2 SSDを内蔵した時の放熱用。こういったものも付属してくれるのはうれしいですね。

次回は
次回は、起動~ベンチマークの紹介です。
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