はじめに
MeLE Quieter3C 起動とベンチマーク編です。
搭載OSのバージョン
搭載OSは、Windows11Pro バージョン21H2です。さすがに、リリースされたばかりの22H2ではありませんね。
Proエディションなので、起動直後の設定ではローカルアカウントが設定できました。Homeエディションでは、Microsoftアカウントへのログインが必須ですね。
Proエディションでは、リモートデスクトップが使用可能です。
外部PCから、MeLE Quieter3Cへリモートで接続して、操作できます。
このPCはファンレス、低消費電力ですので、メディアサーバーやファイルサーバーなどに使うことも考えられます。
その場合、ディスプレイやキーボードなしで運用しますので、リモートデスクトップが使えるのは大きいですね。
Cドライブ
ストレージはeMMC 256GBです。(128GBの製品もあります)
100MBをEFIで、900MBを回復用に使用、のこりがCドライブに割り当てられています。
総容量約230.5GBが認識されてますね。
公称値は、G(ギガ)を10の9乗=1,000,000,000 で計算してます。
本来は、1kB=1,024B, 1MB=1,024kB, 1GB=1,024MB なので、
256GB(公称値)= 256,000,000,000B ⇒ 238GB
約7.5GB足りませんね...。
eMMC ベンチマーク
CrystalDiskMarkでのベンチマーク結果です。
Read 290MB/s, Write 170MB/s といったところでしょうか。実際の使用上、ストレスは感じません。
過去に測定した、CHUWI MiniBook内蔵のeMMCのベンチマークを参考で掲載します。
誤差もありますので、同性能かと思われます。
ベンチマーク CPU
Cinebenchを使用したベンチマーク結果です。
Cinebench20
- マルチコア:639
- シングルコア:226
Cinebench23
- マルチコア:1411
- シングルコア:392
どんな感じかというと、マルチコアで1回完走に、7分半かかります。
またファンレスのため、熱が出てだんだん処理が遅くなります。
室温30℃で、周辺に風の流れなし、CPU温度は最高で90℃(Core Tempでの測定)になりました。
結果が上のスコアです。
CPU温度を下げられれば、もっとスコアが伸びると思われます。
ちなみに、グラフ内に同じCPU N5105の結果が2個ありますが、
スコア1288、スコア1552もこのPCの結果です。
スコア1552はエアコン使用の涼しい環境下ではかったものです。
(どちらも環境温度不明です。)
同じPCでもこれだけ差が出ます。
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