Amazonのタイムセール祭りで、HIKSEMIのFUTURE SSD 1TBが安くなっていたので、入手しました。
この製品、2023年に話題になったSSDです。
APPLEが採用予定だったという、中国YMTC社の232層3D NANDを搭載し、読み書きが早く、低発熱。
TBWが1TBモデルで1,800、2TBで3,600と、かなりの高耐久です。
PCIe 4.0 x4 対応のSSDですが、今回はこれをPCIe 3.0 x4のPCで使います。
パッケージ
PCに搭載して、速度チェック
PCに搭載して、CristalDiskMarkで速度を測定します。

CristalDiskInfoの結果です。
もちろん新品。
対応転送モード
「PCie 3.0 x4 | PCIe 4.0 x4」
と表示されているとおり、PC側がPCie 3.0 x4で、SSD側がPCIe 4.0 x4です。
PC側インターフェースがボトルネックになります。

CristalDiskMarkの結果です。
PCIe 3.0 x4接続での結果です。
当たり前ですが、PC側がボトルネックになって、SSDの性能はフルにでません。
逆に、PC側は性能をフルに発揮できているのではないでしょうか。
搭載チップを調べてみた
ちょっと心配になったので、搭載チップがなにか調べてみました。
使用したソフトは、「Maxio nvme flash id」と言うものです。
結果は…
v0.34a OS: 10.0 build 22621 Drive : 0(NVME) Scsi : 0 Driver : W10 Model : HS-SSD-FUTURE 1024G Fw : SN08193 HMB : 32768 - 32768 KB (Enabled, 32 M) Size : 976762 MB [1024.2 GB] LBA Size: 512 AdminCmd: 0x00 0x01 0x02 0x04 0x05 0x06 0x08 0x09 0x0A 0x0C 0x10 0x11 0x14 0x80 0x81 0x82 0x84 0xC1 0xC2 I/O Cmd : 0x00 0x01 0x02 0x04 0x05 0x08 0x09 Firmware id string[0C0] : MKSSD_100000000112733100,Apr 6 2023,22:58:59,MAP1602,1SSYAA3C Project id string[080] : r:/1602-YMTC-X3-9070-BASE-SVN11010-CS-Release-SVN11273 Controller : MAP1602 NAND string : CYAxxTE1B1xC3B List may not be complete Ch0CE0: 0x9b,0xc5,0x58,0x71,0x30,0x0,0x0 - YMTC 3dv4-232L(x3-9070) TLC 16k 1024Gb/CE 1024Gb/die Ch1CE0: 0x9b,0xc5,0x58,0x71,0x30,0x0,0x0 - YMTC 3dv4-232L(x3-9070) TLC 16k 1024Gb/CE 1024Gb/die Ch2CE0: 0x9b,0xc5,0x58,0x71,0x30,0x0,0x0 - YMTC 3dv4-232L(x3-9070) TLC 16k 1024Gb/CE 1024Gb/die Ch3CE0: 0x9b,0xc5,0x58,0x71,0x30,0x0,0x0 - YMTC 3dv4-232L(x3-9070) TLC 16k 1024Gb/CE 1024Gb/die |
ちゃんと、YMTC製232層TLCチップがのってました。
まとめ
実は、使用目的がなく、このSSDを入手しました。
しばらくは1TBという容量を生かして、PCの起動ディスクの引越しの際のバックアップに使う予定です。
その場合は、外付けケースに入れて使うので、さらにSSDの読み書き性能が生かせない使い方になります。
ただ、一度に200GBから500GBぐらいのデータを書き込んだりするので、コピー速度や耐久性になにかあるかも。
特筆するものがあれば、紹介していきたいと思います。
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