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HIKSEMI FUTURE SSD(PCIe 4.0×4対応)を PCIe3.0 x4でつかってみた

その他PC
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Amazonのタイムセール祭りで、HIKSEMIのFUTURE SSD 1TBが安くなっていたので、入手しました。

この製品、2023年に話題になったSSDです。
APPLEが採用予定だったという、中国YMTC社の232層3D NANDを搭載し、読み書きが早く、低発熱。
TBWが1TBモデルで1,800、2TBで3,600と、かなりの高耐久です。

PCIe 4.0 x4 対応のSSDですが、今回はこれをPCIe 3.0 x4のPCで使います。

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パッケージ

HIKSEMI FUTURE パッケージ

黒の紙パッケージです。
表には、日本正規販売代理店の製品保証シールが貼られています。

HIKSEMI FUTURE 中身

中身は写真のようになってます。

  • SSD本体
  • 説明書
  • 固定ネジとドライバー

固定ネジとドライバーが入っているのが嬉しいですね。

HIKSEMI FUTURE 説明書

説明書には日本語表記もあります。

HIKSEMI FUTURE ネジとドライバー

ネジとドライバーは、丁寧に袋に入ってます。

c

SSD本体です。

こちら側は、チップがのっていない裏面です。
製品名やシリアルNoなどは、こちらの裏面にあります。

SSD本体表

表面です。

ブランド名「HIKSEMI」のみです。

SSD厚さ

厚さについて。
片面実装品のため、薄いです。薄型のノートPCにも問題なく装着できそうです。
チップ側のシールは、放熱シートとのことです。

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PCに搭載して、速度チェック

PCに搭載して、CristalDiskMarkで速度を測定します。

Overclock4Cに搭載

使ったPCは、HiMeLE Overclock4Cです。
PCIe 4.0 x4に対応したPCを持っていないのと、所有しているPCの中で、SSD交換が簡単なのが、選択理由。

フォーマット直後のSSDプロパティ

SSDフォーマット直後のSSDのプロパティです。

Windowsは、HiMeLE Overclock4C内蔵のeMMCから起動していますので、SSDにデータは何も入っていない状態です。

CristalDiskInfo HIKSEMI FUTURE

CristalDiskInfoの結果です。

もちろん新品。

対応転送モード
「PCie 3.0 x4 | PCIe 4.0 x4」
と表示されているとおり、PC側がPCie 3.0 x4で、SSD側がPCIe 4.0 x4です。

PC側インターフェースがボトルネックになります。

CristalDiskMark HIKSEMI FUTURE PCIe 3.0 x4接続

CristalDiskMarkの結果です。

注意

PCIe 3.0 x4接続での結果です。

当たり前ですが、PC側がボトルネックになって、SSDの性能はフルにでません。
逆に、PC側は性能をフルに発揮できているのではないでしょうか。

CristalDiskMark直後の温度

CristalDiskMark実施直後です。

温度は、43℃から44℃ で1℃しか上がっていません。

余談ですが、CristalDiskMark1回で、222GBの読み書きが発生するんですね。

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搭載チップを調べてみた

ちょっと心配になったので、搭載チップがなにか調べてみました。
使用したソフトは、「Maxio nvme flash id」と言うものです。
結果は…

v0.34a
OS: 10.0 build 22621
Drive : 0(NVME)
Scsi : 0
Driver : W10
Model : HS-SSD-FUTURE 1024G
Fw : SN08193
HMB : 32768 - 32768 KB (Enabled, 32 M)
Size : 976762 MB [1024.2 GB]
LBA Size: 512
AdminCmd: 0x00 0x01 0x02 0x04 0x05 0x06 0x08 0x09 0x0A 0x0C 0x10 0x11 0x14 0x80 0x81 0x82 0x84 0xC1 0xC2
I/O Cmd : 0x00 0x01 0x02 0x04 0x05 0x08 0x09
Firmware id string[0C0] : MKSSD_100000000112733100,Apr 6 2023,22:58:59,MAP1602,1SSYAA3C
Project id string[080] : r:/1602-YMTC-X3-9070-BASE-SVN11010-CS-Release-SVN11273
Controller : MAP1602
NAND string : CYAxxTE1B1xC3B
List may not be complete
Ch0CE0: 0x9b,0xc5,0x58,0x71,0x30,0x0,0x0 - YMTC 3dv4-232L(x3-9070) TLC 16k 1024Gb/CE 1024Gb/die
Ch1CE0: 0x9b,0xc5,0x58,0x71,0x30,0x0,0x0 - YMTC 3dv4-232L(x3-9070) TLC 16k 1024Gb/CE 1024Gb/die
Ch2CE0: 0x9b,0xc5,0x58,0x71,0x30,0x0,0x0 - YMTC 3dv4-232L(x3-9070) TLC 16k 1024Gb/CE 1024Gb/die
Ch3CE0: 0x9b,0xc5,0x58,0x71,0x30,0x0,0x0 - YMTC 3dv4-232L(x3-9070) TLC 16k 1024Gb/CE 1024Gb/die
Maxio nvme flash id の結果

ちゃんと、YMTC製232層TLCチップがのってました。

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まとめ

実は、使用目的がなく、このSSDを入手しました。
しばらくは1TBという容量を生かして、PCの起動ディスクの引越しの際のバックアップに使う予定です。
その場合は、外付けケースに入れて使うので、さらにSSDの読み書き性能が生かせない使い方になります。
ただ、一度に200GBから500GBぐらいのデータを書き込んだりするので、コピー速度や耐久性になにかあるかも。
特筆するものがあれば、紹介していきたいと思います。

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