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Let’sNoteの中古という選択肢-その9 CF-QV8とCF-SV8の比較

アイキャッチ CF-QV8 09 その他PC
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はじめに

定期的にLet'sNoteの中古販売状況を確認しています。
その中で注目したのが、ここで取り上げるCF-QV8です。

CF-QV8 全体
Let'sNote CF-QV8

「Let’sNoteの中古という選択肢」の記事を書き始めた時に入手した、Let'Note CF-SV8については、性能や使い勝手には満足しているものの、唯一不満だったのがデザインです。背面のバッテリーの張り出しや、裏にある足、角のR処理など、昨今の薄型ノートPCと比べて、古さが否めませんでした。

CF-SV8
Let'sNote CV-SV8 この写真では、デザインはさほど気になりませんが…

そこで目をつけていたのが、CF-SV8とほぼ同スペックで、2in1タイプのCF-QV8です。
このCF-QVシリーズは、QV8が初代になります。そのためコレクションとして、所有するのもよいかと狙っていました。

こちらの記事掲載時

は、中古としても価格は高めだったのですが、2024年初旬になって、企業モデルの保守期限切れモデルが中古市場に流れ初め、価格的に入手しやすくなりました。
中古価格としては、2024年2月時点で、Intel N100を搭載した中国メーカーのノートPCと同等か若干高めです。それでも、販売当初は30万円前後のPCでPanasonic製。個人的見解ですが、中古でも価格以上の価値はあると思います。

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CF-QV8 外観

入手したCF-QV8の画像です。モデル名は、CF-QV8UFLVS になります。

CF-QV8外観(斜視)

全体の外観です。
CF-SV8に比べて、本体裏のバッテリーの出っ張りがないこともあり、すっきり見えます。

ディスプレイ周辺のベゼルは太めです。ただ、タブレット形状での使用を考えると、ある程度太い方が、持ったときにタッチパネルに触ってしまって誤動作、ということがおきにくいのでは、と思ってます。

CF-QV8天板

天板の凹凸もCF-SV8に比べて少なくなってます。

中古のため、よく見ると少し傷があります。

CF-QV8キーボード

キーボードは専用のもので、横のピッチは19mmですが、縦方向に少し小さくなってます。
このモデル、CF-QV8UFLVSには、指紋認証がありませんが、キーボード右下のIntelのシールの斜め左下あたりに、指紋認証があるモデルもあります。

キートップのすれやテカリもほとんどなく、綺麗な状態のものが入手できました。

CF-QV8左側面

左側面

左側から、電源入力、HDMI出力、Type-C(Thunderbolt3)、USB3.0Type-A、有線LAN、VGA、3.5mmマイク&ヘッドフォン

CF-QV8右側面

右側面

左から、USB3.0Type-A、USB3.0Type-A、SDカード、セキュリティスロット

CF-QV8背面

裏面

冷却ファンの排気口
ヒンジが、2in1用になってます。

CF-QV8裏面

裏面

このモデルも、ほかのLet'sNote同様、バッテリーは交換できます。
バッテリーは、手前(キーボード側)にあります。

CF-QV8バッテリ取り外し

バッテリーを取り外したところ。

CF-QV8バッテリー

バッテリー品番は、
CF-VZSU1MJS
です。
Panasonic Store+での価格は、2024/2/28時点で27,500円(税込)

CF-QV8タブレット

ディスプレイを360度回転して、タブレットスタイルに変形可能

総じて、かなり綺麗な状態の中古品が入手できました。

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外観比較

CF-QV8UFLVSと、CF-SV8RDCVSの比較です。

CF-QV8(左), CF-SV8(右)

左がCF-QV8、右がCF-SV8

CF-QV8の方が、薄く、横幅が若干狭くなってます。
ディスプレイは、QV8が12.0インチ、SV8が12.1インチで、若干SV8の方が大きいのですが、縦横比がQV8が3:2、SV8が16:10のため、縦方向はQV8の方が大きくなってます。

CF-QV8(左), CF-SV8(右) 側面視

横から見たところ。左がCF-QV8、右がCF-SV8

CF-SV8は、本体後方にバッテリがあって、出っ張っているため、横から見るとこうなります。

CF-QV8(左下), CF-SV8(右上) 

本体の厚みの比較。左がCF-QV8、右がCF-SV8

CF-SV8の方がかなり厚く見えます。CF-SV8はバッテリの出っ張りと、本体裏の手前と奥に足があるため、同じ面に置くと、これだけの差が出ます。

ちなみに、CF-QV8は折りたたみ式の足がありますが、この写真は、足をたたんだ状態です。

CF-QV8(下), CF-SV8(上) 正面

手前から。下がCF-QV8、上がCF-SV8

横幅はCF-SV8の方が大きいです。
CF-SV8は、マイク&ヘッドフォン端子、SDカードスロットが手前にあります。

CF-QV8(下), CF-SV8(上) 左面

左側面。下がCF-QV8、上がCF-SV8

奥行きはCF-QV8の方が大きいです。
厚みの差がよく分かると思います。
トータルで装備する端子・コネクタの種類・数は一緒ですが、位置は全然違います。

CF-QV8(下), CF-SV8(上) 右面

右側面。下がCF-QV8、上がCF-SV8

個人的に、本体右側でマウスを使うため、左側にコネクタ・端子類が集中しているCF-QV8の方が使いやすいです。

ACアダプター CF-QV8(下), CF-SV8(上) 

ACアダプター比較。
上がCF-SV8用の品番CF-AA6532A(出力16V、5.3A)、下はCF-QV8を中古で入手したときについてきた、品番CF-AA62J2C(出力16V、2.8A)で、本来CF-RZ用のもののようです。
CF-QV8用ACアダプターは、品番CF-AA6412AJS(出力16V、4.06A)です。
ただ、どちらもCF-QV8,SV8に使用できてます。

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スペック比較

スペックは、発売年が同じこともありほぼ同等です。

項目CF-QV8CF-SV8
発売年2019年
形状2in1 タッチパネルクラムシェル(タッチパネルなし)
OSWindows11対応
CPUCore™i5-8365U vPro4コア8スレッド
ほかi7モデル(8665U)もあり
Core™i7-8665Uモデルを入手

Core™i5-8365Uモデルを所有
メモリ8/16GB
16GBモデルを入手
8/16GB
8GBモデルを所有
ストレージSATA/NVMe両対応
筐体大きさ273.0×209.2×18.7mm283.5×203.8×24.5mm
重量約0.949kg~0.919kg
表示方式12.0インチ(3:2)
WQXGA+(2880 x 1920)
12.1インチ(16:10)
WUXGA(1920 x 1200)
WiFiWiFi 5
Bluetooth5.0
USB Type-CThunderbolt™3
USB-PD充電対応
画像出力Thunderbolt™3
HDMI 4K60p対応
VGA
生体認証カメラによる顔認証
(指紋認証対応モデルもあり)
指紋認証なしのモデルを入手
駆動時間約10〜10.5時間約14時間
QV8 SV8 比較
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次回は

次回は、Let'sNote CF-QV8を入手したときの状態や、CINEBENCHの結果、M.2 SSD交換などを紹介したいと思います。
手持ちのCF-SV8RDCVSが、Core™i5-8365U/メモリ8GBであるのに対し、
入手したCF-QV8UFLVSが、Core™i7-8665U/メモリ16GBのため、
純粋な機種比較ではないのですが、結果が楽しみです。

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