はじめに
2026年4月から乗り始めたジムニーシエラJB74W-5型ですが、それまで乗っていたジムニーJB64Wと比較して、思ったように曲がれず楽しくないのです。
軽ジムニーのJB64Wに比べてトレッドも広がっているし、また4型までのシエラJB74Wにくらべ、スプリングもダンパーも変わっているので、期待していたのですが。
ただ、JB64Wの方は、津田レーシングDAMSEL ハイパーダンパーセット(BILSTEIN)に交換してあるので、対策されてるのも事実です。
そこで、やっぱり津田レーシングDAMSEL ハイパーダンパーセット(BILSTEIN)に交換します。
もちろんJB74W用です。
交換したダンパー
津田レーシングが販売する、DAMSEL ハイパーダンパーセット JB74 ノーマル車高用です。
スプリングもセットになったものもありますが、スプリングは純正のままダンパーだけ交換します。
このダンパー、津田レーシングのオリジナルのセッティングとなっており、ほかで販売されているBILSTEINダンパーとは異なるそうです。

交換作業
交換は自分で行いました。もしこのためだけに工具を揃えるのであれば、コストと安全性を考えると、ショップにお願いした方がよいとおもいます。
純正ボルト・ナット
サービスマニュアルによると、ショックアブソーバー交換時は、固定しているボルト・ナットは、新品を使用するように指示されています。
理由は、ネジ部に摩擦安定剤が塗布されているため、再使用すると緩む可能性があるとのことです。
ただ、今回はボルト・ナットは交換してません。
フロント(JB64W / JB74W)
- 下側NUT:09159-12064(M12)
- 下側BOLT:41615-52R00(M12-50mm)
リア(JB64W / JB74W)
- 上側BOLT:09103-12106 (M12-52mm)
- 下側NUT:09159-12064 (M12)
- 下側BOLT:09103-12137(M12-142mm)
ボルトの長さは、首下長さで実測値です
フロント下側とリア上側のボルトは、見た目間違えやいので、気をつけましょう。
パーツカタログで確認したところ、ジムニーJB64W/シエラJB74W とは品番が異なっていました。
フロント(JC74W)
- 下側NUT:41616-76M00(M12)
- 下側BOLT:09103-12059(M12-50mm)
リア(JC74W)
- 上側BOLT:41841-67L00 (M12-52.2mm)
- 下側NUT:41616-76M00 (M12)
- 下側BOLT:09103-12137(M12-142mm)
交換作業に必要な工具

- 17mmのメガネレンチ(ラチェット構造があるのが便利)
- 17mmのソケットレンチ もしくは17mmのメガネレンチがもう1本
- 14mmのメガネレンチ(ラチェット構造があるのが便利)
純正フロントダンパー取り外しにのみ使用 - モンキーレンチ もしくはウォーターポンププライヤーなど
これも純正フロントダンパー取り外しにのみ使用 - 5mmの六角レンチ Lの短かい側ができるだけ短かい(背が低い)もの
今回使用したものは32.5mmでギリギリでした。
フロント側BILSTEINダンパー取り付け時にのみ使用 - トルクレンチ(リミットレンチ)17mmメガネタイプでないとはいらない場所あり
- ジャッキ(車載ジャッキでも可)
- 丈夫な板
フロント側交換
車両右側で説明します。

シャフト固定にはモンキーレンチを使用しました。
プライヤーでもできるとは思いますが、片手で強く握りながら、もう片方の手でナットを緩めるは大変なので、モンキーレンチかウォーターポンププライヤーを使った方がよいです。

そこで、ジャッキアップして車体を持ち上げ、取り付け位置を下げて穴を合わせます。
ジャッキをかける場所は、フロントサスアームブラケットの部分。
ここで、「丈夫な板」をつかいます。
ちなみに、油圧ジャッキを使いましたが、車載ジャッキの方がネジ式のため位置を合わせやすいです。

ちなみに、手持ちの油圧ジャッキで板を使わないとこんな状態。車載ジャッキだと、ブラケット片側にしか当たらないと思います。
危険なので、当て板をしましょう。
また板が割れると危険なので、丈夫なものを使いましょう。

締付けには、17mmのメガネ(板ラチェットがよい)を使用します。
シャフトのまわり止めに、5mmの六角レンチを使用します。
ブレーキパイプがすぐ上にある(右側のみ)ので、六角レンチによっては入らないかもしれません。

最後に下側の締付けをします。
締付けトルクは、60N・mです。
ナット側で管理する必要がありますが、手持ちのトルクレンチ(ソケット用)では厚みがあって入りませんでした。
このため、ボルト側で60+ちょっとN・mで締めて、しばらくは走行後に定期的にチェックすることにしました。
フロント左側も同様に交換します。
リア側

リア側ダンパーは、上部はボルト(ナットは溶接されている)、下部は、長いボルト、ワッシャー、ナットで固定されています。
リアダンパーの取り付けも、右側で説明します。

ワッシャーですが、純正を流用してしまうと、走行中に当たってダンパーの塗装がはげるそうです。
純正のワッシャーを、中心をあわせておいてみると、当たってはいないものの、クリアランスがほとんどありません。
取り付け部はゴムブッシュなので、これだとやはり走行中にあたりますね。
リア下側については、スペースがあるので、トルクレンチの選択自由度は広いのですが、上側はスペースがせまく、工具を選びます。
手持ちの1/2トルクレンチTONE T4MN140+17mmショートソケットでは、ぎりぎりボルトにはかぶせられるものの、柄が長く締めようとすると柄の部分(450mmある)が長くて、まわりの部品にあたってしまい、締めれませんでした。
もっと短かいものか、先端がメガネ形状のトルクレンチが必要です。
今回一番苦労したのが、ダンパー下側の穴あわせとボルト通しです。
ダンパーを縮める必要がありますが、私の力では無理でした。
ダンパー単品では、上から体重をかけるように押すと縮むのですが、取り付けた状態で、持ち上げる方向には縮まりませんでした。
フロント同様にジャッキアップすると、サスペンション側のボルト通路と、ダンパーのボルトの差し方向がまっすぐでなく斜めになり、これもすんなりいきませんでした。
どうしようもなかったので、プラスチックハンマーで叩いて入れてしまいました。
下側を先、上側を後にすればダンパーを縮められたかもしれません。
交換後のチェック
交換後は、1km程度走って、触って緩みがないか確認。
その後、20km程度走ってトルクレンチが使える場所は、再度トルクチェック、使えない場所は工具で感覚で締付け具合を確認しました。
実際、リア右下側は、規定の45N・mに対して、40N・mを下回っていました。
何度も確認したはずのところですが。なにかはさまっていたのか、ゴムブッシュの影響なのか。
原因がわからなかったので、ナット/ボルトにマーカーで印を入れて、いつでも目視でチェック(緩めば印がずれる)できるようにしました。
おわりに
走り出してすぐ、すぐに違いがわかります。
発進時のリアの沈み込みが少ないこと、コーナリングも段違いにちがいます。
かといって、乗り心地が悪くないのがよいところです。
シエラJB74Wはもちろん、ジムニーJB64W用、ノマドJC74W用もあります。
おすすめです。





































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